ロードバイクおすすめ全80メーカー2021ランキング【人気ブランド】保存版
多くの自転車メーカーの中からおすすめのロードバイクを選ぶことは、ロードバイク初心者にとって難しいことです。
今回は、ラルプバイクが独自集計した6,000票以上のアンケートから、100近くある世界中の有名自転車メーカー(自転車ブランド)を人気順にランキングして、それぞれの特徴をまとめてみました。
デザイン・性能・コスパ・予算・かっこよさ、など自分だけのお気に入りブランドを見つけて、初めて自転車探しの参考にしてみてください。
INDEX
- 1 Bianchi - ビアンキ(イタリア)
- 2 PiNARELLO - ピナレロ(イタリア)
- 3 SPECIALIZED - スペシャライズド(アメリカ)
- 4 BMC - ビーエムシー(スイス・アメリカ)
- 5 DE ROSA - デローザ(イタリア)
- 6 ANCHOR - ブリヂストン アンカー(日本)
- 7 Cannondale - キャノンデール(アメリカ)
- 8 FUJI - フジ(アメリカ・日本)
- 9 MERIDA - メリダ(台湾)
- 10 COLNAGO - コルナゴ(イタリア)
- 11 LOOK - ルック(フランス)
- 12 TREK - トレック(アメリカ)
- 13 FELT - フェルト(ドイツ)
- 14 CANYON - キャニオン(ドイツ)
- 15 CERVELO - サーヴェロ(カナダ)
- 16 SCOTT - スコット(スイス)
- 17 GIOS - ジオス(イタリア)
- 18 TIME - タイム(フランス)
- 19 ARGON18 - アルゴンエイティーン(カナダ)
- 20 GIANT - ジャイアント(台湾)
- 21 Wilier - ウィリエール(イタリア)
- 22 RHIDLEY - リドレー|ベルギー
- 23 LAPIERRE - ラピエール|フランス
- 24 RALEIGH - ラレー|イギリス
INDEX
- Page 1
- 1 Bianchi - ビアンキ(イタリア)
- 2 PiNARELLO - ピナレロ(イタリア)
- 3 SPECIALIZED - スペシャライズド(アメリカ)
- 4 BMC - ビーエムシー(スイス・アメリカ)
- 5 DE ROSA - デローザ(イタリア)
- 6 ANCHOR - ブリヂストン アンカー(日本)
- 7 Cannondale - キャノンデール(アメリカ)
- 8 FUJI - フジ(アメリカ・日本)
- 9 MERIDA - メリダ(台湾)
- 10 COLNAGO - コルナゴ(イタリア)
- 11 LOOK - ルック(フランス)
- 12 TREK - トレック(アメリカ)
- 13 FELT - フェルト(ドイツ)
- 14 CANYON - キャニオン(ドイツ)
- 15 CERVELO - サーヴェロ(カナダ)
- 16 SCOTT - スコット(スイス)
- 17 GIOS - ジオス(イタリア)
- 18 TIME - タイム(フランス)
- 19 ARGON18 - アルゴンエイティーン(カナダ)
- 20 GIANT - ジャイアント(台湾)
- 21 Wilier - ウィリエール(イタリア)
- 22 RHIDLEY - リドレー|ベルギー
- 23 LAPIERRE - ラピエール|フランス
- 24 RALEIGH - ラレー|イギリス
- Page 2
- 1 Cinelli - チネリ(イタリア)
- 2 KUOTA - クォータ(イタリア)
- 3 JAMIS ジェイミス (アメリカ)
- 4 CARRERA - カレラ(イタリア)
- 5 BH BIKES - ビーエイチバイクス(スペイン)
- 6 FOCUS - フォーカス(ドイツ)
- 7 KHODAA BLOOM - コーダーブルーム(日本)
- 8 LOUIS GARNEAU - ルイガノ(カナダ)
- 9 BOMA - ボーマ(日本)
- 10 GUERCHOTTI - グエルチョッティ(イタリア)
- 11 GARNEAU - ガノー(カナダ)
- 12 EDDYMERCKX - エディメルクス(ベルギー)
- 13 CORRATEC - コラテック(ドイツ)
- 14 CUBE - キューブ(ドイツ)
- 15 GT - ジーティー(アメリカ)
- 16 KOGA - コガ(オランダ)
- 17 CENTURION センチュリオン (ドイツ)
- 18 KESTREL - ケストレル(アメリカ)
- 19 DIAMONDBACK - ダイアモンドバック(アメリカ)
- 20 BOARDMAN - ボードマン(イギリス)
- 21 AZZURRI アッズーリ (オーストラリア)
- 22 AVEDIO エヴァディオ (日本)
- 23 BASSO バッソ (イタリア)
- 24 BLUE ブルー (アメリカ)
- 25 BOTTECCHIA ボッテキア (イタリア)
- 26 DEDACCIAI STRADA デダチャイストラーダ (イタリア)
- 27 FONDRIEST フォンドリエスト (イタリア)
- 28 CEEPO シーポ (日本)
- 29 CHARGE チャージバイクス (イギリス)
- 30 CIPOLLINI チッポーニ (イタリア)
- 31 GHISALLO ギザロ (日本)
- 32 ARAYA アラヤ (日本)
- 33 LITESPEED ライトスピード(アメリカ)
Bianchi - ビアンキ(イタリア)
Bianchi(ビアンキ)は1885年にイタリアで創業し、100年以上の歴史がある現存する自転車ブランドでは最古の名門自転車ブランドです。イタリア語で『青い空』の意味をもつ『チェレステ』がビアンキカラーとして親しまれています。
ビアンキは、ジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスとグランツールで多くの実績を残しており、ファウスト・コッピやマルコ・パンターニといった伝説のロードレーサーらがビアンキのロードバイクで総合優勝を果たしています。ツール・ド・フランスでは、オランダのTEAM LOTTO NL JUMBO(チーム ロット NL・ユンボ)などに機材提供しています。カジュアルな見た目なビアンキバイクですが、プロも認めるレース性能を誇ります。
人気自転車ランキング1位なだけあって、かわいいビアンキカラーとかっこいいルックスから、男女問わず人気があり、中古市場でも価格が落ちにくいブランドと言われています。
ビアンキの初心者におすすめなロードバイクと種類
ヒルクライム用の超軽量ロードバイク「SPECIALISSIMA(スペシャリッシマ)」、最上位モデルが170万円以上するビアンキを代表する万能エアロロード「OLTRE(オルトレ)」とミドルグレードでコスパのよいエアロロード「ARIA(アリア)」、ロングライドでも快適な「INTENSO(インテンソ)」などのラインナップが人気です。
ビアンキのエントリーロードバイク「VIA NIRONE 7 PRO(ビアニローネ)」は、価格も10万円前半と安く、初心者でも扱いやすいアルミロードバイクとしておすすめです。
PiNARELLO - ピナレロ(イタリア)
ピナレロ (Pinarello)は、1953年にジョヴァンニ・ピナレロによって創業されたイタリアの名門メーカーです。特徴的なデザインのフォークは長年ピナレロの代名詞であり、漕いだときに均衡が保たれる左右非対称フレーム(アシンメトリック・フレーム)や東レの協力によるカーボンフレームの改善など、時代のトップを走るロードバイクブランドです。
ツール・ド・フランスでは機材提供したチーム・スカイのクリス・フルームやブラッドレー・ウィギンズの総合優勝バイクとしても有名です。また、2016年にルイ・ヴィトン・ウブロ・ドンペリニヨンなど高級ファッションブランドを保有する、フランスのLVMHグループがピナレロを買収しました。
ピナレロは最上級を求める人の高級自転車メーカーといえるでしょう。
ピナレロの初心者におすすめなロードバイクと種類
空気力学や構造力学の結晶である世界最高のフラッグシップモデル「DOGMA(ドグマ)」、ドグマのテクノロジーを受け継いだミドルグレードのレーシングバイク「PRINCE(プリンス)」「GAN(ガン)」「RAZHA(ラザ)」、10万円代のアルミエントリーモデル「PRIMA(プリマ)」もロードバイク初心者におすすめです。
SPECIALIZED - スペシャライズド(アメリカ)
SPECIALIZED(スペシャライスド)は、マイク・シンヤードが1974年にカリフォルニアで創業したアメリカの自転車メーカーです。
創業者のマイクはイタリア・チネリの創始者チーノ・チネリに支持し、「Innovate OR Die」をテーマに、1979年にはアルミロードバイク「Allez(アレー)」、1981年には世界初の量産型大ヒットマウンテンバイク「Stumpjumper(スタンプジャンパー)」など、常に最先端の自転車を生み出してきました。
ちなみにスペシャライズドは、台湾のMerida(メリダ・インダストリー)の傘下でもあります。
F1の名門チームマクラーレンと共同開発したエアロロードバイク「VENGE(ヴェンジ)」は、世界チャンピオンのペテル・サガンやマーク・カヴェンディッシュなど、ピュアスプリンターとともにその名を轟かせてきました。
スペシャライズドの初心者におすすめなロードバイクと種類
スペシャライズドにはレーシングモデルには「S-WORKS(エスワークス)」というブランド名が冠されていますが、どちらもスペシャライズドです。フラッグシップのエアロロードバイク「VENGE(ヴィンジ)」やオールラウンダーなスプリントバイク「TARMAC(ターマック)」が上位モデルとしてあり、ロードバイク初心者には、エントリーモデルのアルミロードバイク「Allez(アレー)」やロングライド向けの「ROUBAIX(ルーベ)」がおすすめです。
BMC - ビーエムシー(スイス・アメリカ)
BMC(ビー・エム―・シー)は1994年にスイスに設立された自転車メーカーです。2005年に発表した「pro machine slc 01」は、イーストン社製CNTカーボンナノチューブテクノロジーを採用した世界初のロードバイクとして注目されました。
ツール・ド・フランスにもBMCのプロサイクリングチーム「BMCレーシング」がアメリカから出場しており、カデル・エバンスやリッチー・ポート、TJバンガールデンなどのトップ選手が乗っていたことからも性能の高さを証明しています。
日本では人気アニメ「弱虫ペダル」の主人公小野田坂道がBMCのロードバイクに乗っていることでも人気がでています。
BMCの初心者におすすめなロードバイクと種類
レーシングモデルの「Roadmachine(ロードマシーン)」と「Teammachine(チームマシーン)」を筆頭に、ツーリングやロングライド向けの「granfondo(グランフォンド)GF」、タイムトライアル向けのエアロロード「Timemachine(タイムマシーン)」シリーズを軸に展開しています。
DE ROSA - デローザ(イタリア)
DE ROSA(デローザ)はウーゴ・デローザが1953年ミラノで創業した歴史あるイタリアの自転車ブランドです。正式名称はUgo De Rosa & Figli (ウーゴ・デ・ローザ・エ・フィーリ)。2016年現在82歳のウーゴは現役を退いたものの後輩職人の指導にあたり、息子クリスティアーノがデローザの経営を担当しながら、デローザのフレーム職人たちが丹精込めた自転車作りをしている信頼の高いブランドです。
また、デローザはイタリアのUCIプロコンチネンタルチーム「ニッポ・ヴィーニファンティーニ(NIPPO VINI FANTINI)」に機材提供を行なっているレーシングブランドでもあります。
自転車に対するPASSIONE(情熱)を表現したロゴマークのハートは、可愛さとかっこよさが融合して男女ともに人気の高いブランドです。
デローザの初心者におすすめなロードバイクと種類
ハイエンドモデルの「PROTOS(プロトス)」、7年ぶりに復活した「MERAK(メラク)」、エアロロードの「SK PININFARINA(ピニンファリーナ)」、そしてフルモデルチェンジした美しい弓なりのトップチューブシルエットの「IDOL(アイドル)は、ヒルクライムやロングライドでもオールラウンダーに活躍しデローザの中でも初心者におすすめのロードバイクです。
ANCHOR - ブリヂストン アンカー(日本)
ANCHOR(アンカー)は国内最大手の自転車総合メーカー「BRIDGESTONE(ブリヂストン)」が1998年に立ち上げたスポーツバイクブランドです。UCIアジアコンチネンタルチーム「チームブリヂストンサイクリング」を擁し、日本人の体型に最適化されたフレーム、ロードレーサーからフィードバックを受けたトップレベルのレーシングバイク作りで、プロからエントリーユーザーまで幅広い支持を得ています。
街乗りからレース用ロードバイクまで幅広いラインナップし、ブランドイメージは真面目で質実剛健な印象があります。
アンカーの初心者におすすめなロードバイクと種類
フラッグシップの「RS9s」から「RS8」「RS6」がレーシングモデル、「RL9」からロングライドモデルで、軽量アルミロード「RL6」は手頃な価格の105ロードバイクで初心者におすすめです。
Cannondale - キャノンデール(アメリカ)
Cannondale(キャノンデール)は、1971年に創業したアメリカの自転車メーカーです。「アルミフレーム=キャノンデール」というくらいアルミが得意なメーカーで、ロードバイクだけでなく、マウンテンバイクも有名でヘルメットなどのアクセサリー類も豊富にラインナップしています。
ブランド名の由来は、創業時のオフィスの向かい側「キャノンデール駅」があったから。創業初期から卸売業者を介さない販売方法をとっており、高い技術を持つプロショップのみでの販売を行い、ユーザーのロイヤリティを高め続けています。
*2000年代まではMADE IN USAにこだわっていましたが、はカナダの「ドレルインダストリーズ」の傘下となってからはアメリカでのフレーム生産は終了しています。
グランツールにも「キャノンデール・プロサイクリング」として参加し続けており、ツール・ド・フランスでは若き日のペテル・サガンがキャノンデールのロードバイクでグリーンジャージ(スプリント賞)を獲得しまくってたのが印象深いです。
キャノンデールの初心者におすすめなロードバイクと種類
「世界で最も優れたロードバイク」といわれた超軽量なフラッグシップモデル「SUPERSIX EVO(スーパーシックスエヴォ)」、キャノデール初のエアロロード「SYSTEMSIX(システムシックス)」、ロングライドや高い悪路走破性をもつ「SYNAPSE(シナプス)」のほか、「カーボンキラー」の異名を持つロングセラーCAAD(キャド)シリーズの「CAAD13(キャド13)」はロードバイク初心者におすすめの1台です。
FUJI - フジ(アメリカ・日本)
FUJI(フジ)はアメリカの自転車ブランドです。1899年に岡崎久次郎が日米商店を設立してイギリスから自転車を輸入して販売するようになり、1928年に商標を富士に改称、1970年代から海外進出して現在ではアメリカブランドとして存続しています。
日本では、スタイリッシュなアーバンバイクとして認知されていますが、海外資本となったFUJIは競技用バイクに力を入れており、2004年にJudith ArndtがFUJI初のフルカーボンバイクでワールドチャンピオンとなりました。
2011年にはブエルタ・ア・エスパーニャで総合優勝、2014年には2度目となるツール・ド・フランス出場を果たしています。過去にはNetApp-ENDURA(ネットエンデューラ)やブエルタ・ア・エスパーニャ2016にも出場しているスペインのカハルラル・セグロスエレヘアー(CAJA RURAL SEGUROS RGA)にもエアロロードバイクを提供しています。
フジの初心者におすすめなロードバイクと種類
大人気のオシャレなシングルスピードの「FEATHER(フェザー)」やストリートロードの「NAOMI(ナオミ)」や「BALLAD Ω(バラッド)」がコスパが良く若者に人気です。
フラッグシップモデルはエアロロード「TRANSONIC(トランソニック)」が有名なほか、アドベンチャーなグラベルロード「JARI(ジャリ)」やトライアスロンバイク「NORCOM(ノーコム)」が主力でラインナップされています。
MERIDA - メリダ(台湾)
Merida Industry(メリダ・インダストリー)は、1972年にアイク・ツェンによって設立された台湾の自転車メーカーですが、設計はドイツのメリダ・ヨーロッパが行っています。
自転車メーカー世界二位のシェアを誇るメリダは、徹底した品質管理からスペシャライズドなどOEM生産を行い、カーボンやアルミニウムの素材加工も独自技術で行える、今注目のコストパフォーマンスにすぐれるロードバイクが多いです。
ツールドフランスでもプロサイクルチーム「ランプレ」の共同スポンサーとなり、2014年からは日本の宇都宮ブリッツェンともスポンサー契約を結んでいます。
メリダの初心者におすすめなロードバイクと種類
軽量オールラウンダーな「SCULTURA(スクルトゥーラ)」、風洞実験を通じた新設計のエアロダイナミクスが得られる爆速エアロロード「REACTO(リアクト)」が主力です。グラベルロードの「SILEX(サイレクス)」が、ロードバイク初心者には8万円台のロングライド向け軽量アルミロード「RIDE80」もおすすめです。
COLNAGO - コルナゴ(イタリア)
COLNAGO(コルナゴ)は、1956年元ロードレーサーのエルネスト・コルナゴがイタリアで興した世界的自転車メーカーです。
1972年には、エディ・メルクスがコルナゴのバイクで49.432kmのアワーレコードを樹立し、高級レーシングバイクメーカーとしての地位を確立しています。コルナゴはロードレースの圧倒的な速さが目にとまり、1986年からはフェラーリとのコラボレーションモデルもだしています。
ピナレロ・デローザとイタリアロードバイク御三家と称さたコルナゴは、まさにロードバイク界のフェラーリ的存在で、日本ではオシャレなおじさんが乗っている印象です。
コルナゴの初心者におすすめなロードバイクと種類
コルナゴのロードバイクには、フラッグシップモデル「C64」、エアロロード「CONCEPT(コンセプト)」、初心者におすすめのエントリーアルミロード「A2-r」などがラインナップします。
LOOK - ルック(フランス)
LOOK(ルック)は、1951年に設立されたフランスの自転車メーカーです。当初はスキー用品を製造していましたが、1984年に世界発のロードレース用ビンディングペダルを発表し、現在でもLOOK KEOやS-TRACKなど性能の高いカーボンペダルでシェアを拡大しながら、世界中に熱狂的なファンがいます。
1986年に世界初のフルカーボンフレームをツールドフランスに投入したのがLOOKであり、この年はグレッグ・レモンがLOOKのロードバイクでツール・ド・フランスの総合優勝を獲得しました。LOOKのロードバイクは過去にもベルナール・イノーのツール・ド・フランス総合優勝に貢献し、近年もグランツールにでるUCIワールドチームやプロコンチネンタルチームに機材提供を行なっています。
LOOKはピナレロとならぶ高級バイクとして日本のサイクリストの憧れの的になっています。
ルックの初心者におすすめなロードバイクと種類
そんなカーボンフレーム一筋のLOOKには、究極のエアロダイナミクスを生み出す最強のカーボンエアロロードフレーム「795 AEROLIGHT(エアロライト)」を筆頭に、ヒルクライムから平地まで対応し28cタイヤもはけるオールラウンダー「675 LIGHT」の完成車、手が届くオールラウンダー「Hues 785(ヒュエズ)」、コンフォートな「765 オプティマム」など、LOOKらしさ全開のエッジに効いたデザインが光るロードバイクがあります。
TREK - トレック(アメリカ)
TREK(トレック)は、1975年にディック・バークとべビル・ホッジが創業したアメリカの自転車メーカーです。
ロケットサイエンスをサイクリングに応用したり、OCLVカーボン・Alphaアルミなど新素材を開発するなどトレックは高い技術力をもっていて、「トレック・セガフレード」などツールドフランスにでるプロサイクリングチームにも機材提供をしています。
ちなみに、トレックの完成車につくホイールブランド「bontrager(ボントレガー)」もトレック参加のメーカーになります。
トレックの初心者におすすめなロードバイクと種類
トレックのフラッグシップエアロロード「Madone(マドン)」、超軽量なオールラウンドロードバイク「Emonda(エモンダ)」、ロングライド向けの「Domane(ドマーネ)」がラインナップします。
FELT - フェルト(ドイツ)
FELT(フェルト)は、「フレームの魔術師」ジム・フェルトが1989年にドイツで創業した自転車メーカーです。
ヤマハやカワサキのオートバイフレームを製作していたジム・フェルトは、モータースポーツの世界で「魔術師」と呼ばれ、イーストンチューブを開発したのも彼でした。ジム自身が乗るためのトライアスロン用自転車フレームのデザインを始めたのが自転車ブランド「FELT」の始まりで、「速く・軽く・滑らか」をフェルトは追求してきました。
フェルトはツールドフランス2008にも参戦していて、現在はプロチーム「Holowesko」をサポートしグランツール復帰を狙っています。
フェルトの初心者におすすめなロードバイクと種類
フラッグシップモデルのエアロロードの「AR」、ロングライド向けのマルチディスクロード「VR」、オールラウンダーなピュアレーサーシリーズ「FR」、その他MTB・TTバイク・クロスバイクも豊富にラインナップしています。
ロードバイク初心者には、10万円以下のエントリーアルミロードバイク「FELT FR60」がおすすめです。
CANYON - キャニオン(ドイツ)
CANYON(キャニオン・バイシクルズ)は1996年にドイツで創業された自転車メーカーです。自社通販サイトでの販売のみに限定し小売店に卸さない直販方式をとることで、安くて品質の良いコストパフォーマンスの高いロードバイク供給を実現しています。
UCIプロチームにもスポンサードしていて、2016年ツールやブエルタでは「モビスター」のナイロ・キンタナやバルベルデ、「カチューシャ」のクリストフやホアキン・ロドリゲスといったトップクライマーやトップスプリンターのステージ勝利に貢献していて、レースシーンでもキャニオンの実力は証明されています。
*日本ではマーケティング部門のキャニオンジャパンが存在しますが、修理メンテナンス販売は行なっていません。キャニオンの自転車はキャニオンのウェブサイトでのみ購入ができ、ドイツから組み立てされた状態の自転車が国際便で届けられる仕組みですが、国際配送料がかかり、到着が大きく遅れる場合もあるので注意が必要です。
キャニオンの初心者におすすめなロードバイクと種類
フラッグシップモデルの空力エアロロード「AEROAD(エアロード)」、超軽量ピュアレーサー仕様の「ULTIMATE(アルティメット)」、コンフォートジオメトリ「ENDURACE(エンデュレース)」の3モデルを軸に展開しています。カラバリは地味ですが、無骨なドイツブランドを象徴する質実剛健さと完成車の軽量性がキャニオンの特徴でしょう。
CERVELO - サーヴェロ(カナダ)
サーヴェロ(Cervélo Cycles)は、1995年にカナダのトロントで創業された自転車ブランドです。サーヴェロの真骨頂は、S・Pシリーズに代表される翼断面カーボンフレームのエアロダイナミクス(空力性能)で、創業からわずか15年で多くの勝利に貢献するトップブランドに成長しました。
フィル・ホワイトとジェラード・ヴルメンのが「革新的なタイムトライアルバイクを作ろう」という信念をもって始まったサーヴェロはトライアスリートから高い支持を得ています。ブランド名のサーヴェロは、イタリア語で頭脳を意味する「cervello」と、フランス語で自転車を意味する「vélo」を組み合わせた造語。
サーヴェロは、ツールドフランス2016では南アフリカのUCIワールドチームDIMENSION DATA(ディメンションデータ)に機材提供を行い、最強スプリンターの呼び声高いマーク・カヴェンディッシュのステージを優勝をサーヴェロS5は支えました。他にもカヴの相棒レンショーやノルウェーチャンピオンのボアッソンハーゲンもサーヴェロを駆っていたことで知られます。
サーヴェロの初心者におすすめなロードバイクと種類
グランフォンド向けディスクロードC5、究極のエアロロードバイク「S5」、超軽量クラシックロード「Rシリーズ」などを中心にラインナップされています。Sシリーズ105の完成車で50万円前後、サーヴェロは自転車界の高級車ブランドとして世界中のサイクリストの憧れになっています。
SCOTT - スコット(スイス)
SCOTT(スコット)は、1958年にエド・スコットが立ち上げたスイスの自転車ブランドです。1986年に発売したマウンテンバイクで自転車業界に参入、1989年に発売した世界初のエアロロード専用ハンドルバーを当時のロードレーサー「グレッグ・レモン」がツール・ド・フランスで使い勝利したことで存在感を高めました。
2001年には世界最軽量フレームを発表するなど、スコットはフレーム開発に意欲的なメーカーです。
パワフルで軽量なスコットを代表するエアロロード「FOIL(フォイル)」、ヒルクライム専用の超軽量ロードバイク「ADDICT(アディクト)」、初心者にもおすすめなアップライトなアルミロードバイク「SPEEDSTER(スピードスター)」がラインナップします。
GIOS - ジオス(イタリア)
GIOS(ジオス)は1948年にトルミーノ・ジオスが故郷のトリノで開いた小さな自転車店が起源のイタリアの自転車ブランドです。創業者のトルミーノ・ジオスは元プロロードレーサーであり、ベルリンオリンピックには弱冠17歳で代表に選ばれました。そのため、ジオスのエンブレムには五輪があしらわれています。
ジオスのブランドカラーは初めオレンジでしたが、1973年からフレームを提供した「チーム・ブルックリン」のロジャー・ドブラマンクが濃い青色のフレームを使用し、4年間で47勝をあげる快挙をあげたことで、GIOSのブランドと「ジオスブルー」の認知度が高まりました。
1994年にはスペインのプロチーム・ケルメに、2003年~2004年にはイタリアのプロチーム・フォルマッジピンゾーロへフレームを供給しています。
ジオスの初心者におすすめなロードバイクと種類
軽量エアロロードの「TORNADO(トルネード)」、ジオスオリジナルの4130クロモリパイプを使ったエンデュランス系ロードバイク「フルボ(FURBO)」、リーズナブルなアルミロードバイク「シエラ(SIERA)」などが名を連ねます。
TIME - タイム(フランス)
TIME(タイム)は、カーボンフレームのみ生産するフランスの高級ロードバイクメーカーです。タイムは、独自のフロート機構を持つビンディングペダルでも有名です。
タイムは、RTM(レジントランスファーモールディング)製法という、F1などでも使われる独自のカーボンテクノロジーでフレームやチューブを作っています。
過去にはグレッグ・レモンが「TVT92」でツール・ド・フランス優勝を飾った歴史があります。
エアロロードフレーム「SCYLON(サイクロン)」やフレーム800g台のヒルクライムマシン「ALPE D’HUEZ(アルプデュエズ)」があります。
ARGON18 - アルゴンエイティーン(カナダ)
ARGON18(アルゴンエイティーン)はカナダに本拠を置く自転車ブランド。カナダのロードレーサー「ジャーベス・リュー」が1989年に立ち上げたブランドで、エアロロードバイクやTTバイクに強みをもちます。トライアスロンでは2006年にlTU3冠を達成しています。
アルゴン18のロードバイクのシリーズ名には"科学元素"の名前がついています。カーボン素材を使った軽量カーボンロードバイク「GALLIUM(ガリウム)」や「HELIUM(ヘリウム)」、ロングライドに対応したカーボンロード「KRYPTON(クリプトン)」、コストパフォーマンス抜群のアルミロードバイク「RADON(ラドン)」、エアロロードカーボンバイク「NITROGEN(ナイトロジェン)」が主力です。
GIANT - ジャイアント(台湾)
GIANT(ジャイアント・マニュファクチャリング)は、1972年キング・リュー(King Liu)によって設立された台湾の自転車ブランドです。ジャイアントは、自社ブランドの他に他社有名ブランドのOEM生産を請け負う世界最大の自転車メーカーであり、文字通り「自転車界の巨人」といえます。
「MADE IN TAIWA」の品質と知名度を疑問視する人もいますが、自転車産業は台湾の国策でもあり、アルミ溶接技術やカーボンフレーム生産のクオリティの高さは世界でも随一です。スローピングフレームを世に送り出したのもジャイアントです。また、大量生産と機械化された生産ライン、巧みなマーケティング戦略から、ジャイアントは安くて高品質な自転車を世界中に供給し続けています。日本向けのモーメンタム(MOMENTUM)は大手量販店イオンの名を冠して販売されています。
ジャイアントの初心者におすすめなロードバイクと種類
ジャイアントの代名詞でもあるクロスバイクのESCAPE(エスケープ)シリーズやエントリーモデルのDEFY(ディファイ)シリーズは、日本のライトユーザーに絶大な人気を誇っています。エアロロードのPROPEL(プロペル)、オールラウンドに使えるTCR、2017年に新登場したビギナー向けアルミロードバイクCONTEND(コンテンド)が顔を揃えます。
また、ジャイアントはツールドフランスにも出場するドイツのUCIワールドチーム「チーム ジャイアント・アルペシン(TEAM GIANT ALPECIN)」に機材提供を行っています。マルセル・キッテルやジョン・デゲンコルプといったスプリンターを擁し、2014年にはステージ40勝以上にジャイアントのロードバイクは貢献しました。
Wilier - ウィリエール(イタリア)
Wilier Triestina(ウィリエール・トリエスティーナ)は、ピエトロ・ダル・モリンがモンテ・グラッパの麓にて、1906年に総合したイタリアの自転車メーカーです。
2008年のロードレース世界選手権では「Cento 1(チェントウノ)」が勝利をあげ、2019年からUCIワールドチームのアスタナプロチームに「Zero SLR」やTTバイク「ターバイン」を供給しています。
RHIDLEY - リドレー|ベルギー
RIDLEY(リドレー)は、ジョシム・アールツが1990年に設立したベルギーの自転車ブランドです。
元はフレーム制作より塗装がメインでしたが、自転車が国技のベルギーだけありリドレーのフレームは過酷なシクロクロスレースでもパフォーマンスする性能を獲得し、多くの世界チャンピオンをだしています。
フレーム重要750gの超軽量ロードバイク「HELIUM(ヘリウム)」やエアロロードの「NOAH(ノア)」、エンディランスロードの「FENIX(フェニックス)」がラインナップします。
LAPIERRE - ラピエール|フランス
LAPIERRE(ラピエール)は1946年にフランスのディジョンでマウンテンバイクメーカーとして創業した歴史ある自転車ブランドです。ラピエールはKOGA(コガ)やRALEIGH(ラレー)と同じオランダのアクセルグループ社に属し、個性的で性能の高い自転車を作り続けています。
ラピエールはツールドフランスやジロデイタリアに出場するUCIワールドチーム「FDJ(エフデジ)」に機材提供を行いディボ・ピノーなどフランス人ライダーの勝利に貢献しました。
プロも使用するハイエンドレーシングモデルの「XELIUS(ゼリウス)」や「AIRCODE(エアコード)」をはじめ、エンデュレース向きのカーボンロードバイク「PULSIUM (プルシウム)」や「SENSIUM(センシウム)」が顔を揃えます。
エントリーモデルではアルミロードバイクの「AUDACIO(アウダシオ)」シリーズの人気が高く、過酷なロングライドを快適に走破できるスポーツジオメトリとフレンチバイクらしいオシャレなカラーリングが特徴です。
LAPIERRE SENSIUM 詳細をみるRALEIGH - ラレー|イギリス
RALEIGH(ラレー)は、1887年にフランク・ボーデンによってイギリスのノッティンガム・ラレーストリートに設立された自転車ブランドです。
ラレーは創業以来、スチールにこだわり、現在は通常のスチールの3倍もの強度を持つクロモリフレームを主に使っています。約130年余りに渡って自転車の歴史とともに歩んできたラレーは、革新的な技術を導入しながらもイギリスらしさを保ちつつ、実用からスポーツタイプまでこだわりのある自転車を生み出しています。
フラッグシップの「CRF」や安くて質の良いクロモリロード「CRB(カールトンB)」、グラベルロードの「CR-DC」、クロモリミニベロ「RSS」、クロスバイクではフラットバーロードの「RFC(ラドフォードクラシック)」がライナップします。
ちなみに、日本のラレーの自転車販売は、ARAYA(アラヤ)がラレージャパンとして行っています。
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