自転車スマホホルダーは、ロードバイクやクロスバイクにスマートフォンを固定する便利アイテムで、ウーバーイーツ配達員の必須ツールになっており、片手でワンタッチ着脱できるマウント、モバイルバッテリー収納、防水のものまで多くの種類があります。

本記事では、自転車スマホホルダーを目的別に選び方を徹底考察し、最後におすすめも紹介します。

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自転車スマホホルダーの使い方

smartphone holder jitensya 2

自転車スマホホルダーを使えば、GPSマップアプリでナビやルートを確認したり、サイコンアプリでスピードやケイデンスをモニタリングハンズフリーでできてしまいます。

モバイルバッテリーと組み合わせてスマホを充電できるタイプもあり、最近ではロードバイクだけでなく、クロスバイクや電動アシスト自転車でデリバリーする人にも人気があります。

自転車スマホホルダーは、もはや自転車乗りの必須アイテムとなっています。

自転車スマホホルダー6種類

自転車スマホホルダーには、固定方法や機能が異なる6つのタイプがあります。

1.フックタイプのスマホホルダー

smartphone holder jitensya

スマホの四隅をフックで挟み込み固定するホルダーです。

上下左右の幅をラチェットで固定するので、スマホの機種や大きさを選ばず、固定力と汎用性が高いのがポイントです。

片手で着脱できるワンタッチタイプのホルダーがおすすめです。

×デメリット
見た目がごつい、音鳴りの可能性

おすすめ→中華ブランド・ミノウラ

このタイプはどれも横並びなので、マウントの固定力・ワンタッチ着脱ボタン・360度回転ができる評価が高いものがおすすめでしょう。

ロードバイク乗りで四角タイプが欲しい方は、国産のミノウラも信頼感があります。

2.シリコンラバータイプ(固定式・モバイルバッテリー一体ホルダー)

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マウントまでゴムやシリコンでできた超軽量のスマホホルダーです。

スマホの対応サイズを気にする必要がなく、ゴムが振動を吸収するため、音鳴りがないのが特徴です。

またさまざまな形状のステムに取りつけることができ、デザインもスマート、ゴムベルトで工具不要で台座への取り付けも楽なので、ロードバイク乗りやたまに使いたい人におすすめです。

×デメリット
着脱が多い人には不向き、角度や方向に制限あり

おすすめ→Bone・RITEWAY

シリコンホルダーでは、ショックアブソーバーでスマホの揺れが少ないBone(ボーン)「Bike Tie Pro 4」が一押しです。

たまにしか使わないロードバイク乗りは、RITEWAY(ライトウェイ)のツールケースにしまえる超軽量シリコンホルダーや、Otureのアウトフロントタイプのホルダーを使えば走りに集中できておすすめです。

3.スライドロックタイプ(分離式スマホホルダー)

smartphone holder bicycle

スマホ側とハンドル側にそれぞれアタッチメントとマウントをつけて、片手でワンタッチ着脱できる新しいタイプのスマホホルダーです。

QUAD LOCK

専用スマホケースのものは、万が一落としたとき衝撃から守ってくれます。

スマホ側がラバータイプになっているものは、機種を選ばず長く使えて汎用性があります。

マウントを延長して、見やすくデザインをスッキリさせる「アウトフロント型」にできるのも良いです。

取り外しが多いサイクリストにおすすめです。

×デメリット
ケース一体型は汎用性に欠ける、アタッチメントが劣化する、高価

おすすめ→QUAD LOCK・Spigen・Bone・VUP

スマホケース一体型のQUAD LOCK(クアッドロック)は、GoProなどさまざまなアタッチメントに対応するスライドロックタイプの代表格です。

Spigen smartphone holder

アップル系のアクセサリーで有名なSpigen(シュピゲン)は、ユニバーサルアダプタでどんなモノでも自転車固定が可能です。

Tie Connect System bicycle smart phone holder 11

Boneの「Bone Tie Connect System」は、ガーミンマウントを搭載した着脱の安定性と、ラバーバンドでスマホサイズを選ばない汎用性で評価が高いスマホホルダーです。

smartphone holder jitensya 6

「VUP」のスマホホルダーは1,000円台で購入できるシリコンのワンタッチタイプで、固定力も強く落ちる心配がないので、とにかく安い分離型ホルダーが欲しい人におすすめです。

4.防水・バッテリー収納・多機能スマホホルダー

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小物やモバイルバッテリーを収納したり、防水のトップチューブバッグとして機能する自転車スマホホルダーです。

ロングライドや雨の日にヘビーユーズする人におすすめです。

×デメリット
着脱がしにくい、ごつい、内部が熱くなる、バックタイプは固定力▲

おすすめ→中華ブランド

このタイプのホルダーも大差がないので安い無名ブランドが多くなりますが、LighSeleなどのホルダーは、ベルトマウントで様々な形状のハンドルに固定でき、取り外しもできるので使いやすいと思います。

LighSele 自転車スマホホルダー|防水バイクバッグ・360度回転・・iphone android・6.0インチスマホ対応・通勤通学・配達用
LighSele

bone smartphone holder mobile battery

また、Boneにはモバイルバッテリーも一緒にホールドする一体型もあります。

5.アームバンドタイプのスマホホルダー

smartphone holder jitensya 4

手首や腕につけるタイプのスマホホルダーです。

ランニング用のスマホホルダーですが、めちゃくちゃ乗り降りが激しい人は、もはやスマホを身につけたほうが早いかもしれません。

6.Qiワイヤレス充電タイプのスマホホルダー

Kaedear qi bicycle holder

置くだけで無接点充電(ワイヤレス充電)ができてしまうスマホホルダーです。

Kaedear qi holder2

モバイルバッテリーからQiマウントに充電して、マウントからスマホにワイヤレスで急速充電する仕組みです。

電源がとれる電動自転車やバイク乗り、長時間スマホを稼働させるフードデリバリーの人で、絶対に電池切れをさせたくない人におすすめです。

×デメリット
重い、別途電源が必要、水没が怖い
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【目的別】自転車スマホホルダーの選び方

自転車スマホホルダーを選ぶ際は、

  1. スマホサイズ
  2. ハンドル径やステムの形状
  3. スマホの角度や向きが調整ができるか

の3点を確認してから選ぶことをおすすめします。

また、シーン別でも次のようなポイントを考えるべきです。

自転車スマホホルダーの選び方

  • ロードバイクでライド集中
    • 着脱が少ないので、固定力を重視
  • クロスバイクや電動自転車でのウーバーイーツ
    • 着脱が多いので、使いやすさを重視
  • 通勤通学やロングライド
    • 急な雨に防水性能があれば嬉しい

自転車スマホホルダーを選ぶ上で共通しているのは、ハンドルへのマウントがしっかりされてぐらつかない構造かどうか注意してください!

最後に一押しのスマホホルダーをご紹介します。

まとめ:おすすめの自転車スマホホルダーはこれ!

smartphone holder jitensya 3

総合的にみて、ラバータイプのハイブリッドな「スライドロックタイプ」がおすすめの自転車スマホホルダーになります。

理由は次の通りです。

  • 様々なステム形状に対応
  • 手元が近くて操作しやすい
  • スマホ非固定時のデザインが見た目がスッキリ
  • 360度方向と角度を調整できる
  • 固定力と安心感
  • 着脱しやすい
  • 振動に強い(走行時の音鳴りがない)
  • ケースの上から使えてサイズを選ばない
  • コスパが良い
  • 四角のバンドがカメラやノッチへの干渉が少ない
  • 直射日光や暑さに強い

Tie Connect System bicycle smart phone holder 12

そして、この条件を満たすおすすめが、Boneの「Bone Tie Connect System」とVUPのスマホホルダーになります。

値段こそ高いものの、Boneはガーミンマウントに対応しアタッチメントも薄くて抜群の使い勝手があります。

サイコンやライトとの干渉も、クランプアダプターやアウトフロントマウントで逃がしてあげましょう。

VUPは、専用アタッチメントに癖がありますが、必要な機能と使い勝手をもちながら1000円台で買えるのが魅力です。

どうしても音鳴りしてしまう場合は、スポンジテープ・滑り止めゴムなどをスマホとホルダーに噛ませると解消します。

Spigen gearlock

同じタイプには、Spigen(シュピゲン)REC MOUNT(レックマウント)などのスマホホルダーブランドもあり使いやすさはとても良いですが、専用スマホケースを別で購入する必要、都度スマホケースから取り外す必要があり、コストや手間がかかってしまうのが惜しいところです。

モバイルバッテリーと自転車ホルダーの共存

smartphone holder jitensya 1

使いやすさを重視すると、モバイルバッテリーはステムサイドポーチやドリンクホルダーにいれたり、シリコンラバーを代用するなど、別方法で固定したほうが良い場合が多そうです。

モバイルバッテリーは短めの3in1ケーブルとセットにするとスマートです。

Knog PWR Rider

ちなみに、Knog(ノグ)からモバイルバッテリーつきの一石二鳥なフロントライト「pwr rider」もでているのでおすすめです!

ほとんどのスマホは防水対応ですし、豪雨で自転車に乗りつづける人は少ないので、使いやすさを重視したほうが幸せになれます。

自転車スマホホルダーは、ダイソーなど百均ではなく、使える良いモノに投資することをおすすめします。

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