スマートバンドとは、睡眠モニタリング・24時間心拍モニタリング血中酸素レベル(SpO2)の測定など、ライフトラッキングに優れた軽量コンパクトなスマートウォッチやウェアラブルのことを言います。

今回は、Xiaomi(シャオミ)mi band6(ミバンド6)」、ファーウェイHUAWEI Band6OppoBand Style」の人気スマートウォッチを比較して、おすすめの使い方を考えてみます。

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Xiaomi Mi Band 6 - シャオミ ミバンド 6

Xiaomi Mi Band 6

コスパ最強スマートバンドとして日本でも人気のMi Bandは、2021年に最新モデル「Mi Band 6」を発売しています。

「Mi Band 5」との主な違いは、ディスプレイの大型化・高解像度化・SpO2測定機能の追加です。

Xiaomi Mi Band 6 5

幅狭の縦長ディスプレイには、日本語のテキストも10行以上表示でき、3D強化ガラスで守られた326PPIの美しい液晶が視認性を高めます。

sp02 mibad6

「Mi Band6」から、コロナ禍で人気の呼吸器系モニタリング(パルスオキシメーターもできるようになり、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)が測定できるよう、生体照射用のPPGセンサー(光電式容積脈波)も搭載されているのが大きな特徴です。

miband6 sleep tracking

精度が高いと評判だったスリープトラッキング機能には、睡眠時の呼吸状態を把握できる機能も追加され、睡眠の質と日々の健康状態をさらに分析しやくなっています。

Xiaomi Mi Band 6 4

また、24時間の心拍数モニタリングでは、異常値のときにアラートをしてくれる機能や、女性なら月経周期トラッキングも魅力的です。

Xiaomi Mi Band 6

30種類に増えたスポーツモードは、三軸加速度センサージャイロセンサーの精度も向上しており、ランニング・サイクリングなどは、モード切り替え不要の自動認識される点も見逃せません。

Xiaomi Mi Band 6 3

GPSは非搭載ですが、コネクテッドGPS機能でスマホにBluethooth接続していれば、アクティビティのルートトラッキングも可能です。

英語と中国語がデフォルトですが、MiFitアプリは日本語対応しており、「Mi Band6」本体も今後アップデートで日本語化されていく予定です。

※中国版とグローバル版の違いはNFCの有無ですが、NFCありの中国版でも中国本土でしか使えないので、安い方を買えばよいと思います。

HUAWEI Band 6 - ファーウェイ バンド6

HUAWEI Band 6

「Mi Band6」とコスパ最強スマートバンドを争っているのがこの「HUAWEI Band 6」です。

HUAWEI Band 6 1

「HUAWEI Band 6」も、SpO2センサー・24時間心拍モニタリング・月経周期トラッキング・高度なスリープトラッキングなど「Mi Band6」でできるほとんどのことができ、アプリの使いやすさでは定評があります。

特に、SpO2の24時間連続計測できるのが特徴です。ただし、測定間隔は設定できないようなので注意が必要です。

HUAWEI Band 6 7

「Mi Band6」より「HUAWEI Band 6」のほうがスマートウォッチの形に近いものの、重量は18gと軽量で装着してもかなり疲れにくいです。

HUAWEI Band 6 6

ワークアウトも90種類と多く、スタイリッシュなデザイン14日のロングバッテリーで完成度が高く人気を集めています。

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OPPO Band Style - オッポ バンドスタイル

oppo style

シャオミやファーウェイと同じく、中国トップレベルのスマホメーカーでもあるOPPOもスマートバンドをだしています。

OPPO Band Style

「OPPO Band Style」は、価格も4000円台と格安ながら、光学式SpO2センサーを搭載し、サイクリングを含めた12のアクティビティやスリープトラッキングまで基本機能を満たしているスマートバンドです。

OPPO Band Style1

「OPPO Band Style」の特徴は、スタイリッシュなメタルストラップと10.3gと超軽量なスマートバンドである点です。

デバイスやアプリも日本語対応しており、バッテリーも最長12日間もつことから、ほかとは違うデザインが欲しい人におすすめです。

まとめ:おすすめスマートバンド比較と選び方

「Xiaomi Mi Band 6」、「HUAWEI Band 6」、「OPPO Band Style」のスペックを比較してみます。

スペック
ライン
最安値5,051円6,682円4,480円
サイズ47.4×18.6×12.7mm43×25×11mm 40.4×17.6×11.9mm
重量12.8g18g10.3g
バッテリー7日間/14日間14日間12日間
液晶サイズ1.56インチAMOLED液晶1.47インチAMOLED液晶1.1インチAMOLED液晶
ディスプレイ解像度326PPI/3D強化ガラス282PPI/2.5D強化ガラス290PPI/2.5D強化ガラス
センサーPPGバイオ心拍計、加速度、ジャイロ、SpO2加速度、ジャイロ、光学心拍計、SpO2加速度、光学心拍計、SpO2
防水5ATM5ATM5ATM
通信Bluetooth 5.0Wi-Fi、BluetoothBluetooth 5.0
スポーツモード309612
物理ボタンなしありなし

ほとんどできることは同じですが、完成度や使い勝手の面で細かい違いがあり、選び方に迷っている方は、次の選び方を参考にしてみてください。

  • 小さく軽量で測定精度の高いスマートバンド:「Xiaomi Mi Band 6」
  • 多機能で電池持ちの良いスマートバンド:「HUAWEI Band 6」
  • 最小&最軽量&最安のスマートバンド:「OPPO Band Style」

HUAWEI Band 6 8

特に、「HUAWEI Band 6」は、サイズが大きい分ロングバッテリーで、クチコミでもヘビーユーズでも10日ほどもつといわれ、唯一物理ボタンも搭載しスマートウォッチ的な操作性で使い勝手が良いです。

Xiaomi Mi Band 6 7

逆に「Xiaomi Mi Band 6」は、レビューではヘビーユーズでバッテリー6日間ほどとなっていますが、この中では一番ディスプレイの解像度が高く軽量で小さいリストバンド型で、ベルトもワンタッチで脱着しやすく、寝ているときもずっとつけていても苦にならなく、機能的にもウェアラブルとしての完成度がおすすめポイントです。

「OPPO Band Style」は、ジャイロセンサー非搭載なのでモード別のオートトラッキングができませんが、最軽量でデザインも良いのでつけ心地重視の方におすすめです。

ちなみに、シャオミはアメリカのブラックリストからも外れているので、中国メーカーの中ではまだ使いやすいのではないでしょうか。最安値を求めるならギアベストなど海外通販サイトがおすすめです。

スマートバンドは自転車で使えるか?

miband cycling

結論からいうと、ロードバイクなどサイクリングでスマートバンドは使えないことはないが、メインはサイコンかガーミンやスントのスマートウォッチがおすすめ、ということです。

理由は、多くのモデルがGPSを積んでいないので、単体でのルートトラッキングが難しいことがあり、バッテリー容量にも限りがあるため電池持ちも気になります。

また、ANT+など対応センサーも少なく、ディスプレイサイズが小さすぎるため、ケイデンスやパワーメーターなど最低限のステータス表示もできないorみにくいという状態になります。

スマートバンドは二刀流使いがおすすめ

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とはいえ、ガチ乗りしないならスマートバンドは自転車と相性良いです。

サイコンアプリ派は、スマートバンドからスマホに心拍数を飛ばしてあげれば、スピードやケイデンスセンサーと合わせてリアルタイムに確認できます。

HUAWEI Band 6 9

また、スマートバンドは小さく軽いので、「寝る時専用の睡眠トラッカー」、「コロナ対策用のパルスオキシメーター」「24時間つけられるライフトログ用」として、スマートウォッチと差別化して考えたほうが使いやすいです。

メジャーリーガーの大谷選手ではありませんが、スマートバンドはメインウォッチとの二刀流することで、最大限その力を発揮できると思います。

つまり、体調管理やスマートにアクティビティをしたい人なら、価格も安いのでサブに1本あっても損はないのでおすすめ、ということです。

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