ロードバイク用のビンディングペダルにはシマノのSPD-SL、LOOK (ルック)のKEO、SPEEDPLAY(スピードプレイ)のZEROという3大ペダルが存在します。

街乗りロードバイクなら歩行可能なMTB用のSPDペダルSPDシューズが良いのですが、がっつり乗るならはじめからロードバイク専用のビンディングペダルに慣れておくことをおすすめです。

今回は、ロードバイク初心者におすすめな安くてコストパフォーマンスの良いビンディングペダルをまとめます。

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SHIMANO SPD-SL シマノ

shimano spd sl

シマノにはコンポーネントに応じてデュラエースグレードから105グレード、さらにその下までそれぞれビンディングペダルが存在します。グレードが高くなるにつれ軽量になり固定力も増します。

なるべくお金を節約しながらもロードバイク本来の能力を引き出したい初心者におすすめなのが、1万円以下で買えるビンディングペダル105グレード(PD-5800)、 PD-R550L、PD-R540-LA(ライトアクション) の3つです。

105グレード(PD-5800)のビンディングペダル

質や評判からどれを選んでも外れはありませんが、軽量性・固定力の差から105グレード(PD-5800)から始めるのがコストパフォーマンスに優れた選択だと思います。105を初めに選んでおくと、相当ハマらないかぎり長いお付き合いになるはずだからです。

105グレードのビンディングペダルの重量は285g、素材はカーボン、上位のアルテグラグレードとも20数gしか変わらないですし、固定力もレースに耐えうるレベルなので、レベルアップを見据えた初心者にこそオススメです。

PD-R550L/PD-R540-LA

PD-R550L、PD-R540-LA(ライトアクション)の重量は310gと330gで105と比べると30gほどの違いですが、「膝に優しい」「はめやすい」との声が多いです。そのかわり、105にくらべて固定力が落ちる分、ペダルへの伝導力も弱くなるので物足りないと感じることあります。

また、シマノのビンディングペダルに対応するクリート(靴につける金具)は、色に応じて遊び(フローティング角度)の違いがあります。

SHIMANO spd sl creat

黄色のフローティング角が3度、青色のフローティング角が1度、赤色のフローティング角が0度。

簡単にいうと黄色は外れやすい(※赤や青に比べてという意味)ので初心者向きということです。

ここで大事なのは、クリートの種類で使い心地や固定力をある程度選ぶことができる点です。固定力の弱いPD-R550Lやライトアクションより、初めから105を選んだほうが幸せになれるかもしれません。

シマノ対応のクリートカバー

creat cover

ビンディングペダルに乗り換えるときは、ビンディングシューズの他にクリートカバーもあると超便利です。

ビンディングペダルのクリートは出っ張りが激しいので通常の歩行はかなり難しくなるのですが、クリートカバーをすることでクリートを傷づけずに快適に歩行することができるようになります。

シマノ純正のクリートカバーから社外品のものまであります。ライドのときはサドルバックやバックポケットにクリートカバーを忍ばせておきましょう。

LOOK KEO 2 MAX ルック ケオ2マックス

look keo2

ルックは1984年にオートマチックペダルを初めに開発したフランスのメーカーです。その質の高さからプロでも愛用者がいるほど信頼の高いビンディングペダルです。

スプリングテンションで固定力が調整可能。ペア重量260gと同クラス最軽量モデルのLOOK KEO 2 MAXは、105より軽くしかも安いというのが一番のポイント。

シマノ同様、クリートは遊びの幅で3色に分かれています。グレーのクリートから初めてみると良いでしょう。

赤のフローティング角が9度、グレーのフローティング角が4.5度、黒フローティング角が0度

初心者におすすめな1万円以下のビンディングペダルまとめ

コストパフォーマンスに優れるロードバイク用のビンディングペダルをみてきました。

この他に、プロロードレーサー御用達のSPEEDPLAYのビンディングペダルがありますが、価格も1万円を大きく超え取り扱いも簡単ではないので今回は外しました。

せっかくロードバイクを買ったならある程度グレードの高いビンディングペダルを使ったほうが楽しめると思うので、105グレード(PD-5800)かLOOK KEO 2 MAXがちょうど良いかもしれませんね。

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