Apple Watch 7買う?8・6・SEと比較|自転車におすすめのアップルウォッチは?
ミニマル大好きお兄さんらいおす@Youtubeです。
2021年10月に新発売されるアップルウォッチ シリーズ 7ですが、
今買いなのか?
シリーズ6やSEと比較したら?
など、サイクリングにおすすめできるかどうかも含めて考えてみたいと思います。
INDEX
アップルウォッチ8がすごい?今7を買うべきかどうか?
今回のアップルウォッチシリーズ7、実は大きなスペックアップがないマイナーアップデートといわれており、2022年モデルのアップルウォッチシリーズ8(仮)とSE2(仮)が注目されています。
海外メディアによると、次のシリーズ8では
- Blood Glucose = 血糖値測定機能
- Thermometer= 体温測定機能
- Blood Pressure = 血圧測定機能
- Sleep Apnea = 睡眠時の無呼吸症候群検知
のいづれかの機能が搭載されると予想されています。
一番有力は体温測定機能が搭載されると、スポーツや日常生活で多くの気づきを得ることができ、体調管理にも役立つ爆売れ商品となる可能性があります。
とはいえ、発売はかなり先になるので、まずは、最新のアップルウォッチ7をみてみましょう。
アップルウォッチ7の特徴
シリーズ7は、Apple Watch Series6と比べて
- ディスプレイのベゼル40%細くなる
- ディスプレイの表示領域20%拡大
- 充電速度が最大33%向上(約45分で80%充電)
- 屋内で70%明るい
- 防塵性能追加
- 小型化されたS7チップ
といったアップデートがされています。
そして、実は、アップルウォッチ7のアップデートより、iO8という中のシステムアップデートのほうが今回は大きかったりします。
iOS8 主な追加機能
- AssistiveTouch(ハンドジェスチャー)
- サイクリングの自動停止&再開
- 電動自転車ワークアウト時のカロリー計測
- 音声フィードバック
- ピクチャ・イン・ピクチャにより、対応Appでほかのコンテンツを見ながらワークアウト中も視聴可能
- マインドフルネス 呼吸アプリ強化
- 睡眠中の呼吸数計測
- 音声入力やキーボードの改善
- AirTag系
AssistiveTouch
特に、ジャイロスコープ・加速度・光学式心拍センサーを応用して、ユーザーのハンドジェスチャーを検知する「アシスティブタッチ」は魔法のような画期的な機能です。
- ピンチ/ダブルピンチ
- →親指と人差し指をくっつける動作
- クレンチ/ダブルクレンチ
- 手のひら全体を握りしめてグーを作る
ハンドジェスチャーで、メニューを呼び出したり、カーソルを表示して擬似的にタップ操作をすることも可能なので、アシスティブタッチを使えば、例えば、自転車で走行中でも片手で様々ステータスの確認ができたり、決済のときも片手でスイカやペイペイの切り替えをスタイリッシュにできてしまいます。
ちなみに、AssistiveTouchは7・6・SE以上となっています。
個人的には、アシスティブタッチでiPhoneやiPadが操作できるようになったらまじで神だと思っています。
アップルウォッチ7の素材感【アルミvs ステンレス vs チタン】
- 軽さ アルミ > チタン > ステンレス
- 安さ アルミ > ステンレス > チタン
- 高級感 ステンレス > チタン > アルミ
Apple Watch7の重量(41mm/45mm)
- アルミニウム 32.0g/38.8g
- ステンレス 42.3g/51.5g
- チタン 37.0g/45.1g
ガラス素材の違い
- Ion-Xガラス:傷に弱いが価格が安い
- サファイアガラス:傷に強いが価格が高い
アルミボディは傷つきにくく、Ion-Xガラスは傷つきやすい、ということですが、
どの道傷つくので、値段を考えると最安のアルミボディにフィルムをはるのがコスパが良いかもしれません。
この辺は、素材感の好みと予算で決めてしまってよいと思います。
GPSモデルvsセルラーモデル
- セルラーモデル
- →iPhone無しでネット可
- →月額料金発生(ドコモ月550円・au&ソフトバンク:月385円)
- →バッテリー消費早い
- GPSモデル
- →iPhoneが近くに無いとネット不可
- →価格が安く電池持ちが良い
iPhoneなしで電話・LINE・音楽・マップをしたい人で年間5000円以上かけられるなら、セルラーモデルがおすすめですが、ほとんどの人はスマホを携帯するシーンで満足するのでGPSモデルで十分だと思います。
アップルウォッチ7のサイズ感【41mm vs 45mm】
175cmないくらいの私は、個人的に小さくても操作性や視認性はそこまで気にならなかったので、41mmがスタイリッシュで好きです。
Sponsored linkアップルウォッチのメリットデメリットと必要性
アップルウォッチの主なメリットを考えてみると
- マスク着用でもiPhoneやMacbookのロック解除が可能
- 予定やメッセージの確認&返信ができる
- iPhoneを開かなくても通知がチェックできる
- Suica、アップルペイ、QR決済など電子マネーが使える
- 睡眠や心拍計測など健康管理
- 音声入力をアップルウォッチ単体でメモ
- カメラのモニタとして機能
- 電子キーの解錠
といったように、iPhoneアプリと連携させ、習慣化・生産性アップを効率的にできる、というところになります。
デメリット
もちろん、むちゃくちゃ便利なので買って損になることは間違いなくないのですが、自転車乗り視点でデメリットをあえて考えてみると
- 電池持ちが悪い
- ケイデンスやパワーなどセンサー連携が難しい
- 睡眠時も使ったら次の日もたない
スピードはアップルウォッチ本体のセンサーで計測ができますが、サイコンには必須のケイデンス(回転数)の”正確な表示”は、純正のワークアウトアプリでは今のところできません。
サイコンとしての計測項目もまだ少ないです。
マップによるルートガイド機能やAirPodsでの音声案内もありますが、表示領域が小さいアップルウォッチの画面ではみにくく、電池も早く消費してしまうので、それならiPhoneのGoogleマップのほうがよくない?ということになりかねません。
また、サイコンをもっている人ならスマートウォッチで計測した心拍数をサイコンに表示させてトレーニングに活用する方法もありますが、ANT+に対応していないアップルウォッチでは、もっているサイコンによってはそれすらできない可能性があります。
そもそも、アップルウォッチのサイクリング機能は、ガーミンなど他社メーカーと比べて目新しいものでなく最低限の機能という印象です。
唯一、GPSと心拍数で電動アシストか自力かを判断してカロリーを計算する機能が特徴的ですが、「そもそもeバイクでカロリー気にするかな...」という疑問があります。
このへんは別の機会にお話ししようと思いますが、アップルウォッチをサイコンとして機能するか?の私の結論しては、サイコンとしては不十分だが、初心者には楽しめる、ということになります。
※もちろん、自転車機能だけを求めてアップルウォッチを選ぶとしたら、、、という大前提があるので、そこだけはお忘れないようにお願いします。
アップルウォッチの選び方|シリーズ7・6・SEどれ選ぶ?
アップルウォッチ | |||
---|---|---|---|
発売日 | 2021年9月 | 2020年9月 | 2020年9月 |
価格(税別) | 44,363円〜 | 42,800円〜 | 29,800円〜 |
ディスプレイ | 常時表示 70%以上明るいLTPO OLED Retina | 常時表示 LTPO OLED Retina | LTPO OLED Retina |
サイズ | 41mm/45mm | 40mm/44mm | 40mm/44mm |
厚み | - | 10.7 mm | 10.7 mm |
重量(最軽量) | 32.0g/38.8g | 30.5g/36.4g | 30.5g/36.4g |
CPU | S7 SiP U1(超広帯域チップ) | S6 SiP U1(超広帯域チップ) | S5 SiP |
ヘルスケア | 血中酸素ウェルネスセンサー 電気心拍センサー(心電図) 光学式心拍センサー(第3世代) | 血中酸素ウェルネスセンサー 電気心拍センサー(心電図) 光学式心拍センサー(第3世代) | 光学式心拍センサー(第2世代) |
防水/防塵 | 50m/IP6X | 50m/なし | 50m/なし |
ストレージ | 32GB | 32GB | 32GB |
充電方式 | ワイヤレス*USB-C Fast Charging | ワイヤレス | ワイヤレス |
通信 | Bluetooth 5.0/Wi-Fi 802.11b/g/n 2.4GHz,5GHz | Bluetooth 5.0/Wi-Fi 802.11b/g/n 2.4GHz,5GHz | Bluetooth 5.0/Wi-Fi 802.11b/g/n 2.4GHz |
バッテリー | 18時間 | 18時間 | 18時間 |
材質 | アルミニウム/ステンレススチール/チタニウム | アルミニウム/ステンレススチール/チタニウム | アルミニウム |
センサー | GPS/GNSS コンパス 気圧高度計 加速度計 ジャイロスコープ 環境光センサー | GPS/GNSS コンパス 気圧高度計 加速度計 ジャイロスコープ 環境光センサー | GPS/GNSS コンパス 気圧高度計 加速度計 ジャイロスコープ 環境光センサー |
アップデートや価格の問題を考えると、現状の選択肢としては、AssistiveTouchが対応する7・6・SEのいづれかになると思います。
結論からいうと、
- シリーズ6をもっている人は、買わなくていいかも
- SE持ちで、血中濃度や常時表示がいらない人は買わなくていいかも
- 初めてのアップルウォッチなら価格差が少ないシリーズ7
- 軽量コンパクトでコスパをを求めるなら値下がりしたシリーズ6
- 予算3万円だせない人は、サイクリング機能つかえるSE
という感じでしょうか。
Apple Watch Series 7の価格(税込)
- GPS・41mm・アルミ:48,800円
- GPS・45mm・アルミ:52,800円
- GPS+Cellular・41mm・アルミ:60,800円
- GPS+Cellular・45mm・アルミ:64,800円
- GPS+Cellular・41mm・ステンレス:82,800円
- GPS+Cellular・45mm・ステンレス:88,800円
※Series 6よりそれぞれ1,720円〜3,000円ほど高い
この表から分かる通り、6と7の性能差はおそらくそこまで感じることはなく、逆にSEと7では特に、ディスプレイの常時表示・血中酸素・心電図・心拍計精度の有無に違いがあることになります。
アップルウォッチ最大のメリットは、”iPhoneをとりだすことなくなんかできる”という点であり、サイコンやスマホホルダーをもっていない人でもマップを手軽に確認できたり、シェアサイクルや自転車を複数台もっている人などは、常につかっている時計で手軽にステータスをチェックできるのは、とても快適だと思います。
ビジネス利用もしやすいですし、なにより生活が豊かになるアップルウォッチ、もってない方は是非試してみてはいかがでしょうか。
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