ロードバイクを室内保管する方法としてサイクルスタンドがおすすめです。盗難や雨による錆びなど屋外駐輪のリスクを減らせるだけでなく、自転車縦置き型だとマンションでも省スペースにできます。

今回は、サイクルロッカーやミノウラなど、クロスバイクやミニベロまで使える、コスパのよいおすすめの自転車スタンド(ディスプレイスタンド)をまとめます。

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自転車スタンドの選び方

CycleLocker CS-650

ロードバイクやクロスバイクの室内保管を実現する自転車スタンドですが、大きく分けて「横置き」と「縦置き」があります。

「横置き自転車スタンド」は、駐輪場と同じく後輪(ハブ型・フック型)をラックにはめるため、スペースは取りますが安定感がありメンテナンスしやすいメリットがあります。

「縦置き自転車スタンド」は、後輪固定・フック型による壁掛け吊るしなどの方法でロードバイクを縦にすることで、安定感に欠ける分、狭い部屋や玄関でもスタイリッシュにディスプレイできる保管性に優れるメリットがあります。

自転車スタンドの選ぶポイントを5つにまとめます。

  1. 縦置きor横置き
  2. 安定性と頑丈さ(倒れない)
  3. 収納性能(出し入れのしやすさ)
  4. デザイン(ディスプレイ時の美しさ)

自転車ラックを選ぶ前提として、いくら価格が安くても「地震でも倒れにくい安定感」は絶対に外してはいけないポイントです。

さらに、取り出しやすさやディスプレイしたときの美しさも、満足度に大きく影響するので気にすることをおすすめします。

また、なるべく重量が軽い方が、部屋に置いたときの圧迫感も少なくなります。

以上を踏まえて、特におすすめの自転車スタンドを2つみていきます。

ミノウラ ディスプレイスタンド DS-2200 縦置き・横置き両用タイプ

minoura display stand

創業1933年の日本を代表する信頼感の高いサイクルブランド・ミノウラ(MINOURA)のロードバイクスタンド「DS-2200」は、縦置き・横置きの両用でき、3.5kgの軽量性ながら安定感も担保された、コスパの良いおすすめサイクルスタンドです。

minoura DS-2200

最新モデルで「シーソー形状のタイヤ受け」を導入したことで、女性でも力を使わずに出し入れがしやすくなる改善がされています。

ミニベロ・クロスバイク・ロードバイクまで、タイヤサイズを気にせずしっかりホールドしてくれる点も良いですね。

メンテナンス時は横置き型にでき、シーン別に使い勝手が良いハイブリッドな自転車スタンドとして総合的に評価が高いです。

ミノウラ「DS-2200」のスペック

スタンドタイプ
縦置き&横置き
重量
3.5kg
素材
スチール&樹脂
サイズ
幅550 x 奥行700 x 高さ1,290 mm
対応車種
20インチ〜29インチ
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CycleLocker「CS-650」サイクルロッカー 縦置き自転車スタンド

CycleLocker縦置き

自転車好きの日本人が2010年に作ったサイクルロッカー(CycleLocker) は、倒れない縦置き自転車ラックとして、駅やホテルの駐輪場にも設置されていることで有名になりました。

CycleLocker CS-650

サイクルロッカーの特許でもある、クランク(ペダル)を水平バーに掛けるだけの「クランクストッパー機構」で、シンプルに出し入れしやすいのも特徴です。

CycleLocker CS-650

壁付けしてしまえばホイールのスペースを気にする必要もなく、幅50cmでと究極の省スペースな室内保管を実現してくれる、がっしり安定感の高い縦置き自転車スタンドとしておすすめです。

クロス(壁紙)をタイヤ痕で汚す心配がないのも嬉しいですね。

サイクルロッカーCS-650のスペック

スタンドタイプ
縦置き
重量
6.0kg
素材
スチール
サイズ
幅500 x 奥行600 x 高さ1,500 mm
対応車種
20インチ〜27インチ(700c)

室内保管におすすめなロードバイクスタンドまとめ

自転車スタンドおすすめ

ミノウラvsサイクルロッカーの自転車スタンドを比べてみると、縦置きのみで、よりディスプレイに特化してコンパクトに使いたいなら「サイクルロッカー」横置きメンテナンスでも使いたい・軽量&より気軽に使いたい人は「ミノウラ」がおすすめです。

それぞれのデメリットは、「サイクルロッカー」は重量がミノウラより2倍近く重く、取出し時に自転車を軽く持ち上げる必要があること。逆に「ミノウラ」は前輪タイヤが壁に当たる場合は部屋の壁紙が汚れてしまうこと、が挙げられます。

価格はどちらも1万円台ですが、賃貸マンションや狭いアパート住まいの男性ロードバイク乗りなら、見た目に優れる「サイクルロッカー」のほうがおすすめかもしれません。

フックで吊るすタイプもありますが、車体の重みでホイールを痛めかねません。安価で形状が似ているサイクルスタンドもありますが、品質に問題がある場合も多々あります。自転車スタンドの自作も、設計ができてかつ家に改修を加える手間が発生します。

はたまた、ズイフトローラーを縦置きスタンドとして兼用するアイディアもあるので、スマートトレーナーをもっている方は試してみてください。

自分の生活と合わせて、愛車をディスプレイするにふさわしい自転車スタンドを選べるといいですね。

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