ZWIFT(ズイフト)とは、愛車のロードバイクとローラー台を使ってバーチャルライド自転車の室内トレーニングが楽しめる新感覚サイクリングアプリです。

ズイフトを始める時に必要なおすすめローラーやアイテムの選び方、ズイフトの料金やメリットデメリットなどもまとめてみました。

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バーチャルサイクリングアプリ ZWIFT(ズイフト)の仕組み

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ズイフトは、2018年頃から日本のサイクリストの間で流行し始めた、仮想空間をライドする体験型インドアサイクリングアプリゲーム(MMO)です。

ゲームといっても、自分の自転車を使うので、軽い運動からプロレベルの練習まで本格的な室内トレーニングが可能で、綺麗なグラフィックや自動負荷のリアルな走行感を自宅で楽しめます。

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ズイフトは、ZWIFTアプリをダウンロードしたパソコンやスマホ(iPadなどタブレット)と、ズイフト対応のローラー台やスマートトレーナー無線(ANT+・Bluetooth)や有線接続する仕組みになっています。

ズイフトを導入するときの準備リスト

ズイフトでバーチャルサイクリングを始めるうえで準備すべきアイテムは下記になります。
(◎=必須、○=できれば用意したい、△あれば便利)

  • ◎自転車(クロスバイクでもママチャリでも可)
  • Zwift対応ローラー・センサー or Zwift対応スマートトレーナー
  • ◎パソコン/スマートフォン/タブレット
  • ◎ZWIFTアプリ
  • ◎インターネットに繋がる環境
  • ○ローラー用のタイヤ
  • ○マット
  • △扇風機

自転車とパソコン・スマホは、皆さんすでに持っていると思うので、ほとんどの人はZWIFT対応のローラー台やスマートトレーナーを用意することになると思います。

ズイフトの料金は月額1,500円

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ここまで素晴らしいサービスなので、ズイフトにはお金がかかります。

ズイフトの料金は1ヶ月1,500円ですが、単月ごとに支払いが可能で、クレジットカードのほかにコンビニ払いもできるので気軽に試すこともできます。

公共のジムでも1回500円程度、都心のエニタイムフィットネスの月額料金が7,000円以上することを考えると、1ヶ月1,500円で乗り放題のズイフト は、後から紹介するメリットを考えればコストパフォーマンスが良いといえます。

ローラー台の性能や値段が一番大事

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もうお分かりの通り、ズイフトを始めるうえで一番お金がかかるのがスマートトレーナーなどの室内ローラーです。

室内ローラーには競輪選手が使う3本ローラー、シンプルな固定式のクラシックローラー、静音性に優れ性能が高いダイレクトドライブ式のスマートトレーナーなど、性能や値段が様々なローラー台が存在します。

ローラーの予算は大体3万円〜20万円程度とピンキリですが、目的により選ぶポイントなど異なりますので後ほど解説します。

ズイフトから得られる4つのメリット

ズイフトにはトレーニングゲームとして完成度が高いこと以外にも、多くのメリットを感じることができます。

1.人目を気にせず思いっきり走れて、運動不足解消ができる

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レースでもない限り、ロードバイクで公道を全力疾走なんてなかなかできませんが、ズイフトなら事故の心配をせず、人目を気にすることなく、世界中のバーチャルコースを思いっきり漕ぐことができます。

また、ZWIFT上のレースイベントも頻繁に開催されているので、モチベーションを高く保つことができます。

2.雨の日、寒い日、夜。乗りたいときにすぐ乗れる。

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サイクリングしたいけど天気が悪い。。。

そんな時ズイフト環境があれば、ヘルメットもサングラスもサイクリングジャージも準備する必要がありません。なんなら素っ裸でライドすることもできます。

夏でも冬でも1年中です。

また、夜でも安全に乗れるので、疲れた仕事帰りにサクッとズイフトして、5秒でシャワータイムに入る贅沢を楽しめます。

3.世界中にズイフト友達ができる。コミュニケーションツールにもなる。

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ズイフトなら離れている友達ともバーチャルライドできます。また、自宅に招いたリアル友達にちょっとした自慢ができ、パーティー感覚でみんなで楽しめます。

さらに、ズイフトユーザーは世界中にいます。ズイフトのソーシャル機能で外国人とチャットすることもできるので英語の勉強にもなります。STRAVAとの連携もできるので、リア友とも自分の頑張りを共有することができます。

4.速くなる。自信がつく。精神力も強くなる。

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※トップロードレーサーのグライペルもこの表情w

ズイフトで練習する頻度が増えると必然的に速くなります。ズイフト内ではパワーが計測され「どれくらいのパワーで1時間継続して漕げるか?」を測る数値FTP(Functional Threshold Power)がでるので、自分の最大出力(パワー)を知ることができ、自分の実力と目標数値を管理することができるようになります。

もちろん、ワークアウト(トレーニングモード)はヒルクライムを含むきついメニュー設定があるので、足だけでなく精神も鍛えることにつながります。

ズイフトのデメリット

デメリットといういうほどでもありませんが、ズイフトを始めるうえで気になる点は以下になります。

  • ローラー台の性能により初期投資額が大きく変わる
  • ローラー台をセットした自転車を置くスペースが必要
  • 機種によっては、多少ローラー音がでる
  • ローラーの性能やズイフト環境により、パワーの誤差がでてしまう

特に、マンションや賃貸アパート住まいの人にとって、静かなローラーがおすすめです。

また、ローラーやセンサーによってパワー計測に誤差が生じることもあります。「楽してるのにズイフト上では順位が高い」などのチート的な状態も発生しえます。ただ、トレーニングにはあまり関係ないので安心してください。

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まとめ:まずはスマートトレーナー(ローラー)を買おう

ズイフトを始めるうえで、ズイフトの良いところや気になる点をみてきました。

ズイフトとローラー台は

  • 人目を気にしないで運動したい人
  • 密かに速くなりたい人
  • 面倒くさがりだけど痩せたい人
  • 楽しみながらエクセサイズしたい人

にはオススメのトレーニングシステムです。

今回はズイフトを中心にしましたが、別にズイフトにお金を払わなくても、ローラーさえあれば室内トレーニングを無料で楽しむことだってできます。将来的にズイフトは、ヘッドセット× VR でさらなる没入感を楽しめるトレーニングツールとして広く普及するはずです。

せっかく持っている自転車を使って、健康になれると最高ですよね。ズイフト対応のスマートローラーは下記をご覧ください。

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