RIDLEY(リドレー)のロードバイク2021年モデルには、超軽量カーボンフレームの「HELIUM(ヘリウム)」やエアロロード「NOAH(ノア)」、エンディランスロード「FENIX(フェニックス)」、そして新たにグラベルロード「KANZO(カンゾ)」がラインナップします。

自転車大国ベルギーの人気自転車メーカーリドレーの、最新おすすめロードバイク&グラベルロードをまとめます。

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リドレーについて

RIDELEY Top page
RIDLEY(リドレー)は、ジョシム・アールツが1990年に設立したベルギーの自転車ブランドです。

元はフレーム制作より塗装がメインでしたが、自転車が国技のベルギーだけありリドレーのフレームは過酷なシクロクロスレースでもパフォーマンスする性能を獲得し、多くの世界チャンピオンをだしています。

リドレーと自転車レース

RIDLEY Race
リドレーは立ち上げ当初からアマチュアチームにサポートを行っていました。プロレースにはまず2004年からシクロクロス競技において「フィデア」をサポートし世界選手権で幾多の優勝を勝ち取りました。

また、2005年からはロードレースにおいてトッププロチームである「ダヴィタモン・ロット」に供給を始めました。2007年のツール・ド・フランスではリドレーを駆るカデル・エヴァンスが優勝争いをし、ロードレースにおいてもリドレーの名を世界にとどろかせました。以来現在に至るまでトップチームにサポートを行っています。

リドレーのテクノロジー

RIDLEY Carbon
リドレーは2003年に名作「Damocles(ダモクレス)」を発表しました。現在では各社が採用しているダイヤモンドシェイプチューブや、上下異径のヘッドチューブを採用するなど、当時の常識にとらわれない先進的な設計で大きなインパクトを与えました。

リドレーの軽量カーボンフレーム

2006年には初代「Noah(ノア)」を発表しインテグラルシートポストを採用するなど、リドレーは常に業界をリードし続けています。リドレーはカーボンそのものにもこだわり、密度や分子レベルの異なる5種類のカーボンを使っています。それらの素材を最先端の接着技術を使い、適材適所で使い分けることで剛性感がありながらも軽量なフレームをリリースしています。

リドレーのフレーム作り「F-Tubing」

RIDLEY F Tubing
従来のチューブは垂直方向からの気流をうまく受け流すことができます。しかし、ある角度以上で気流を受けると空気抵抗が増大してしまいます。

リドレーはこれを解決するためチューブ形状をカットオフするF-Tubingを採用しています。また表面にゴルフボールにあるようなディンプル状の加工を施すF-Surface Plusによって空気の流れを整えています。これらの技術によって乱流を抑えた空気抵抗の少ないフレームを作り出しています。

リドレーロードバイクの選び方

リドレーのロードバイクは実戦に投入されており、レースのタイプに特化しています。しかし、日常使いもできるコストパフォーマンスに優れたモデルもラインナップされているので様々な選択肢があります。

すべてのモデルに共通するのはその耐久性です。リドレーのバイクは美しい石畳の敷かれたベルギーのメーカーです。そのためレーサーモデルであっても他の国のメーカーと比べて耐久性に重きをおいて繰り返しテストされ、開発されています。

リドレーの自転車の種類は次の通りです。

  • Fenix(フェニックス):エンドュランスロード
  • Noah(ノア):エアロロード
  • Helium(ヘリウム):ヒルクライムロード
  • KANZO(カンゾ):グラベルロード

それでは、リドレーのおすすめモデルを見ていきます。

Fenix - フェニックス|エンデュランスロードバイク

RIDLEY Fenix image
リドレーの「フェニックス」は、エンデュランスレーサーとしてクラシックレースでプロ選手を支えたモデルです。フレームはダイヤモンドシェイプチューブを採用し剛性感と強度があります。

クラシックレースで使われたモデルだけあって、石畳のような悪い路面状況でも安定して走れる走行性能を持っています。長めのホイールベースを採用したことで直進安定性が高く快適性も備え合わせているのが特徴です。

レースからロングライドまで様々な場面に対応してくれるバイクです。

RIDLEY Fenix SLA Disc

RIDLEY Fenix SLA Disc 2021
上位モデルのDNAを受け継ぎ、アルミフレームで作られたこのモデルは通勤から休日まで楽しめるコストパフォーマンスの高いモデルです。またディスクブレーキを装備しており、雨が降っても安心です。約20万ほどとコストパフォーマンスに優れます。
スペック
モデル
RIDLEY Fenix SLA Disc
実勢価格約20万円
フレーム素材アルミ
フォーク素材カーボン
コンポティアグラ
リアギアシマノ CS-HG500 11-34T
フロントギアシマノ FC-4700 170mm 50x34T
ブレーキシマノ BR-4770
シフターシマノ ST-4720
ホイールシマノ WH-RS171
タイヤContinental Ultra Sports 700x25c
サドルForza Stratos
ステムForza Stratos 100mm
重量9.6 kg

RIDLEY Fenix SL DISC

RIDLEY Fenix SL DISC
現行のハイエンドモデルのベースとなった非常に素性の良いバイク。2013年に過酷なパリ〜ルーヴェ間のレースに投入された高い耐久性を持っています。お値段も30万円ほどと程々です。
スペック
モデル
RIDLEY Fenix SL DISC
実勢価格約30万円
フレーム素材カーボン
フォーク素材カーボン
コンポ105
リアギアシマノ CS-R7000 11-32T
フロントギアシマノ FC-R7000 170mm 50x34T
ブレーキシマノ BR-R7070
シフターシマノ ST-R7020
ホイールシマノ WH-RS171
タイヤContinental Ultra Sports 700x25c
サドルForza Stratos
ステムForza Stratos 100mm
重量8.7 kg

Noah - ノア|リドレー エアロロード

RIDLEY Noah image
リドレーの「ノア」はプロ選手たちを支えるオールラウンドなエアロレーサーです。

設計をゼロベースで見直し、弾力性の異なるカーボンを組み合わせたフレームは前作と比較して250gもの軽量化に成功しています。またエアロダイナミクスも徹底して追求されバランスと空気抵抗の低減を図られています。軽量化や走行性能を兼ね備えているので従来エアロロードが苦手とされた登りでアドバンテージを持っているのが特徴です。

RIDLEY Noah Fast DISC *Frame

RIDLEY Noah Fast Disc 2021
実戦で使用されているエアロロードであり、すさまじいエアロ性能を持ったバイクです。フレームの剛性感も高く安定しています。スピードを求める方におすすめです。
スペック
モデル
RIDLEY Noah Fast DISC *Frame
実勢価格約45万円
フレーム素材カーボン
フォーク素材カーボン
コンポ-
リアギア-
フロントギア-
ブレーキ-
シフター-
ホイール-
タイヤ-
サドル-
ステム-
重量フレーム1020g(M)
フォーク440g
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