友達と会話をしながら、ロードバイクのグループライド楽しみたい!

Bonx(ボンクス)やバイク用のインカムよりもコスパよく導入できるのが、無料のトランシーバーアプリ「Zello(ゼロ)」です。Bluetoothボタンとイヤホンヘッドセットで無線のように通話ができます。今回は、自転車を100倍楽しくするZelloの使い方をご紹介します。

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インカムアプリ「Zello(ゼロ)」とは

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Zello(Zello Walkie Talkie)とは、アメリカではメジャーな無線通話アプリです。ZelloがLineやSkypeなど、他の音声通話アプリとの大きく異なる点は、1人が話しているときはみんな聞く、というインカム・トランシーバーの仕組みが再現されている点です。

Zelloはデザインも使いやすくスタイリッシュですし、トランシーバー機能により他のアプリより電池消費が少ないところもメリットです。

次そこ曲がるね〜」「OK~」、「信号どこで曲がるんだっけ?」「次だよ!

といったリアルタイム通話が楽しめます。

災害で有名になったZello

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「Zello」はアメリカのハリケーン「イルマ」が襲来した際、3日で600万ダウンロードを記録し、アメリカのAppストアランキング1位になりました。理由は、電話番号やID名を知らなくてもグループ通話できるZelloの「チャンネル」という機能です。

これにより、被災者・レスキュー隊・ボランティアの各自がリアルタイムにコミュニケーションをとることができ、多数の人が救出されました。

Zelloは海外のサバゲー(サバイバルゲーム)チームで多く愛用されていますが、日本でもロードバイクのコミュニティとして使われれば、もっと面白くなること間違いなし、だと思います。

次から、Zelloの使い方をまとめます。

Zelloのメリット8選【BONXとの違い】

zello roadbike 0Dtransceiver 1

このトランシーバーアプリ「Zello」、グループライドをしながら会話を楽しむことができます。BONX(ボンクス)と比べてZelloには次のメリットがあります。

  • プッシュ&トーク形式で、バッテリーの減りが遅い
  • 無料で使える
  • アプリさえあれば誰とでも使える
  • イヤホンやスピーカーでも使え、専用デバイスを購入買い替えしなくていい
  • 音質もデザインもいい
  • トランシーバー形式なので、グループコミュニケーションが取りやすい
  • チャンネルを開放すれば、知らない人とでも繋がれる
  • PTTボタン※で楽しさ100倍!

BONXは1~2万円程度の専用ハードを購入する必要がありますが、完成度もまだ発展途上なうえ、BONXを持っている人限定、というデメリットがあります。

それに比べてZelloは、iPhoneかAndroidアプリさえダウンロードすれば、その日会った人とでもグループ通話ができます。これは、かなりのメリットです。

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「Zello」の使い方【ロードバイクはイヤホンと物理ボタンは必須】

zello roadbike transceiver 1

ロードバイクで「Zello」の真骨頂を体感するには、PPTボタン(Push To Talk)と呼ばれるZello専用のBluetoothボタンと風切り音低減機能付きのワイヤレスイヤホンを片耳で組み合わせると、最強のトランシーバーアプリに変身します。

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PTTボタンをシフター近くに固定すれば、ハンドルから手を話さず指先だけ通話可能になります。

※アンドロイドスマホのZelloなら、専用Bluetoothボタンでなくても動作するという報告もあります。iOSは少し高いですが、専用ボタンを買いましょう。

もし上記が難しい場合は、ハンドルマウントで固定したスマホのZelloアプリから発信、有線イヤホンのマイク部分にティッシュなどで風防対策、でも楽しめますが、配線など安全面で注意が必要です。

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ZelloのPTTボタンの使い方は機種によりますが、「PTT-Zb」の場合は、中の小さなレバーでオン・オフが切り替えられます。

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スマートウォッチのZelloアプリと連動させるのもありでしょう!

ロードバイク最強インカムアプリ「Zello」まとめ

zello

コスパよくプロのロードチームのように誰でも使えるトランシーバーアプリ「Zello(ゼロ)」の使い方を紹介しました。Zelloは、「音声版Slack」のように、チャンネルを承認制にすれば、仲間うちだけでクローズな会話をすることができます。

様々なアプリを試しましたが、操作性・実用性が一番優れているアプリがZelloでした。

友達やチームでZelloを導入して、最強に楽しい自転車ライフ・ロードバイクライフを体験してみてください!

Zello(iOS)
Zello(Android)

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