オズモポケットとGoPro比較!おすすめアクションカメラ
DJI OSMO Pocketは、自撮りもできる4K動画カメラにして、手ブレ防止のジンバル一体型の超小型カメラです。オズモポケットとGoProどっちがロードバイク動画におすすめか、価格やレビューの違いをまとめておすすめをまとめます。
INDEX
1.オズモポケット(DJI OSMO POCKET)とは?
「オズモポケット(OSMO POCKET)」は、ジンバルいらずの手ブレに強い超軽量小型4Kアクションカメラとして、DJIが送り出した最新スタイルのミニ動画カメラです。
これまでアクションカメラといえば、GoProフラッグシップ最新モデル一択でしたが、2019年からはDJIのアクションカメラも候補になります。コンパクトでかわいい「オズモポケット」ですが、注目されている理由や機能をみてみます。
ちなみに、ジンバル(Gimbal)とは「スタビライザー」ともよばれる「手振れ防止システム・ブレ軽減装置」のことです。
これまでは、スマートフォンやGoPro、一眼レフカメラをジンバルにセットして、手持ち時のブレを減らしていましたが、重くて手軽さに欠ける点がデメリットでした。オズモポケットは、この"ジンバルとカメラを一体化"させた「斬新な設計」がアクションカメラの新しい流れを作りました。
1-2.DJIとは?
オズモポケットのメーカーであるDJI(ディージェーアイ)は、2006年に創業した中国発のドローンメーカーです。折りたたみドローン「Mavic Air(マビックエアー)」や「Ryze(ライズ)」、映画でプロクリエイターも使う「Phantom 4(ファントム)」など、DJIは空撮動画のマルチコプター分野で高く評価されています。
2.オズモポケットおすすめポイント4選
アクションカメラのDJIオズモポケットが「買い」である理由となるおすすめの機能や特徴は以下の点です。
- モニターしながら自撮り+アクティブトラック(動体追従機能)させながらチルト撮影
- 手ブレが超補正される滑らか動画
- 専用アプリで簡単おしゃれに動画編集
- 夜間撮影に強い。3×3パノラマ撮影や12MPの静止画撮影
日常使いのイメージが強いオズモポケットですが、アタッチメントを使えば自転車カメラにも使える汎用性の高いアクションカメラになります。
2-1.モニター確認しながらセルフィーできる
オズモポケットとGoPro最大の違いは、ディスプレイで確認しながら自撮り(セルフィー)できるところです。GoProは、全面カメラ・背面ディスプレイなので、スマホアプリでモニターしながら自撮りする必要がありますが、オズモポケットはカメラ部分が360度チルトします。
被写体を自動追尾する「アクティブトラック」機能もあります。フェイストラッキングでセルフィーすれば、常に自分の顔にピントを合わせて、画面中央でボケずに動画撮影できてしまいます。
2-2.手ブレ補正が超優秀!
※左から「物理ジンバル手ブレ補正:OSMO POCKET」「電子式手ブレ補正:一般的なアクションカメラ」「光学式手ブレ補正:iPhoneなど」
オズモポケットは従来のアクションカメラと物理的に作りが違い、手持ちタイプではDJI史上最も小さい3軸メカニカルジンバルなので、持ちやすくて手ブレにとても強いのが特徴です。もちろんGoPro最上位モデルも、同等の手ブレ補正と滑らかさをもっているので、シチュエーションによってブレ方は変わるでしょう。
ロードバイクの高速巡航の際でも、オズモポケットのスタビライザー(手ブレ補正効果)がかなり効いていているのがわかります。
2-3動画編集も簡単
スマホアプリ「DJI Mimo」を使えば、誰でも簡単にとった動画をプロ並みにオシャレに音楽をつけて編集ができてしまいます。アタッチメントでスマートフォンと接続すれば、周りの人とその場で一緒に楽しむことができ、TwitterやインスタのSNSにもすぐシェアできます。
2-4.静止画の高画質写真撮影もできる
「モーションラプス」や「ナイトショット」で夜間も綺麗に撮影できるオズモポケット。3×3パノラマ撮影では、12M(1200万画素)・1/2.3インチセンサー・視野角(FOV)80°・F2.0の高画質カメラで、最大4000×3000ピクセルの写真撮影もできてしまいます。
Sponsored link3.オズモポケットとGoProの違い
オズモポケットがGoPro HERO7 BLACKより優れている点は次の通りです。
オズモポケットはGoPro HERO BLACKより、価格が安い・バッテリー持ち(撮影時間)が長い・手持ち時の手ブレ補正力・自撮りがしやすい・アクティブトラック機能、が主なメリット。
縦長フォルムのオズモポケットは、「GoPro HERO7 Black」と同じ軽さで、100Mbpsの4K/60fps動画もとれます。そして、連続撮影可能時間もGoProより長い140分と、こまめに撮影するロードバイクの自転車動画やVLogには嬉しいメリットです。
3-1.DJI OSMO POCKETとGoProのスペック比較
アクションカメラ | DJI OSMO POCKET | GoPro HERO7 Black |
---|---|---|
商品画像 | ||
サイズ | 縦12.1 × 幅3.6 × 横 2.8 cm | 横6.2 x 縦4.4 x 幅 3.3 cm |
重量 | 116g | 116g |
センサー | 1/2.3インチ CMOS(12M) | 1/2.3インチ CMOS(12M) |
レンズ | FOV :80° F2.0 | F2.8 |
ISO | 100-3200 | 100-3200 |
動画解像度 | 4K Ultra HD:3840×2160 24/25/30/48/50/60p FHD: 1920×1080 24/25/30/48/50/60 |
4K Ultra HD:3840×2160 60P 2.7K 120P FHD: 1920×1080 60/120/240 |
写真フォーマット | JPEG/JPEG+DNG | RAW/JPEG |
動画フォーマット | MP4/MOV | MP4 |
音声コントロール | なし | あり |
本体防水 | なし(ハウジング60m) | あり10m |
ジンバル操作可能範囲 | パン: -230° ~ +50° チルト: -95° ~ +50° ロール:± 45° 速度:120°/s |
- |
稼働時間 | 140分 | 90分 |
価格 | 4万円前半 | 4万円後半 |
4.オズモポケットとGoPro比較まとめ
どちらもよいアクションカメラですが、あえて用途を分けるとすれば、こんな人におすすめです。
- カメラを"身体"に固定する自転車乗り、自撮りが多い人、旅好きやYoutuber、ペットがいる人、スポーツでも頻度が少ない人
- GoProがおすすめの人
カメラを"自転車"に固定する自転車乗り、防水必須の人、過酷な環境でスポーツする人
水中は防水ケース(ハウジングケース)で対応できます。ロードバイクに使う場合は、車体よりも身体やヘルメットにマウントすると綺麗に手ブレ補正がかかるようです。
オズモポケットは、スポーツをしない女性でも何気ない瞬間を気軽に撮影できるので、GoProよりも使い道は広く、「一石二鳥」の汎用性があります。とりあえず、持ってるだけで面白いのがオズモポケットのよいところ。子供やペットの撮影も、今後はビデオカメラよりアクションカメラになっていくのかもしれませんね。
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