ロードバイクの有名ブランド80社まとめ第3弾!

DE ROSA(デローザ)、DIAMONDBACK、エディメルクス、FELT(フェルト)、FOCUS(フォーカス)、FUJI(フジ)などの人気自転車メーカー8社を紹介します。

※「人気ロードバイクメーカー80ブランド全まとめ」はこちら

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DE ROSA デローザ (イタリア)

idol2016

DE ROSA(デローザ)はウーゴ・デローザが1953年ミラノで創業した歴史あるイタリアの自転車ブランドです。正式名称はUgo De Rosa & Figli (ウーゴ・デ・ローザ・エ・フィーリ)。2016年現在82歳のウーゴは現役を退いたものの後輩職人の指導にあたり、息子クリスティアーノがデローザの経営を担当しながら、デローザのフレーム職人たちが丹精込めた自転車作りをしている信頼の高いブランドです。ロゴマークのハートは自転車に対するPASSIONE(情熱)を表現したもの。

デローザはイタリアのUCIプロコンチネンタルチーム「ニッポ・ヴィーニファンティーニ(NIPPO VINI FANTINI)」に機材提供を行なっています。超高弾性カーボンブレンドのカーボンバイクIDOL(アイドル)や、2015年に復刻したAVANT(アバント)、ウーゴ・デ・ローザの孫、ニコラスの名を関したNICK(ニック)などがラインナップされています。

DE ROSA公式サイト

DIAMONDBACK ダイアモンドバック (アメリカ)

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ダイヤモンドバックは1977年にCENTURION(センチュリオン)のBMXブランドとしてカリフォルニアで設立されたアメリカの自転車ブランドです。1999年にはRaleigh(ラレーバイシクル)を保有するDerbyサイクルコーポレーションに買収されました。

MTBで培ったサスペンションなどが得意で、HAANJENN・CENTURY・AIRÉNなどのアドベンチャー系ディスクロードの種類が豊富です。コンペティション系ではカーボンロードバイクのPODIUM E'TAPE(ポディウムシリーズ)がフラッグシップモデルになっています。

DIAMONDBACK公式サイト

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DEDACCIAI STRADA デダチャイストラーダ (イタリア)

Dedacciai - STRADA ASSOLUTO

 世界最高水準のチューブメーカーとして知られるDEDACCIAI STRADA(デダチャイストラーダ)は、1993年にイタリアで創業した比較的新しいブランドです。高い技術力で作られたテダチャイ社のチューブは、多くのフレームメーカーが採用して急速に成長しました。さまざまな素材を知り尽くしたデダチャイのフルカーボンのスクーロRSやチタンバックを採用するテメラリオのデザインは市場に衝撃を与えました。

人気モデルは、アテレタ(ATLETA)ネリッシモ(NERISSIMO)、ラン(RAN)、スーパースクーロ(SUPER SCURO)、テメラリオ(TEMERARIO)など。ジロ・デ・イタリアでステージ優勝に貢献したこともある、伝統と実績を兼ね備えたイタリアンバイクブランドです。

DEDACCIAI STRADA公式サイト

EDDYMERCKX エディメルクス (ベルギー)

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Eddy Merckx(エディ・メルクス)は1981年にサイクリング界のレジェンド、エディ・メルクス氏によって作られた自転車ブランドであり、生粋のレーシングバイクメーカーでもあります。

ベルギー史上最強のロードレーサーだったエディ・メルクスは、ツール・ド・フランス総合優勝5回、ジロ・デ・イタリア総合優勝5回、世界選手権優勝3回、ワールドアワーレコード樹立、通算525勝というとてつもない記録を残し、その強さから「人食い(The Cannibal)」の愛称で恐れられました。

現役時代のメルクスはロードバイクのセッティングに異常にこだわり、レース中にシートポストを調整するためだけにショップへ立ち寄り、しかも優勝する、という伝説を残しています。引退後は、DE ROSAのウーゴ・デ・ローザに弟子入りして自転車作りを1から学び、トップレーサーだからこそわかるレーシングロードバイクをベルギー・ブリュッセルから世界に届けています。

また、エディ・メルクスはベルギーのUCIプロコンチネンタルチーム「トップスポートフラーンデレン・バロワーズ(TOPSPORT VLAANDEREN-BALOISE)」に機材提供を行なっていて、ベルギー人ロードレーサーの育成に力を注いでいます。

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日本では1985年から深谷産業がEddy Merckxの正規代理店となっています。エアロロードのEMX-525、パヴェや悪路のクラシックが得意なsanremo76(サンレモ76)、ロングライド向けのmourenx69(ムーラン69)があります。完成車ではフルカーボンバイクのシクロクロス車eeklo70(イークロ70)が、カーボンモノコック1,050gの軽量フレームに105とカンチブレーキを搭載して25万円以下というコストパフォーマンスの高い価格設定になっています。

EDDYMERCKX公式サイト

FELT フェルト (ドイツ)

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FELT(フェルト)は「フレームの魔術師」ジム・フェルトが1989年にドイツで創業した自転車メーカー。ヤマハやカワサキのオートバイフレームを製作していたジム・フェルトは、モータースポーツの世界では「フレームの魔術師」と呼ばれ、イーストンチューブを開発したのも彼でした。ジム自身が乗るためのトライアスロン用自転車フレームのデザインを始めたのが自転車ブランド「FELT」の始まりです。

ロングセラーのエントリーロードF95をはじめ、エアロロードのARリシーズ、ディスクロードVRシリーズ、ピュアレーサーモデルFRシリーズ、その他MTBやTTバイクも豊富にラインナップしています。フェルトは過去ツールドフランス2008にも参戦し、現在はプロチーム「Holowesko」をサポートしツールドフランス復帰を狙っています。

FELT公式サイト

FOCUS フォーカス (ドイツ)

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FOCUS(フォーカス)は、シクロクロス世界チャンピオンに3度輝いたマイク・クルーゲが1992年に設立したドイツの自転車ブランドです。豊富な開発力を持つドイツ自転車メーカー最大手ダービーサイクルの傘下にあり、最先端テクノロジーをつぎ込んだ最新鋭のマシンを供給し続けています。2006年に登場したフォーカス初のカーボンフレームは、世界最上級のエアロタイナミクス効果をもつタイムトライアル用バイクIZALCOを生み出しました。

フォーカスは2013年からUCIワールドチームの「AG2R La Mondiale(アージードゥーゼル)」に機材提供をしていて、ツール・ド・フランス2014ではチーム総合優勝に貢献しています。

人気モデルは、ツーリングからレースまで楽しめるCAYO(カヨ)シリーズや最軽量カーボンフレーム重量750gのIZALCO(イザルコ)などがあります。ハイスペックアルミロードバイク「FOCUS CULEBRO SL」は105MIXで20万円以下となっています。

FOCUS公式サイト

FONDRIEST フォンドリエスト (イタリア)

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FONDRIEST(フォンドリエスト)は、世界チャンピオンだったマウリツィオ・フォンドリエストと兄フランチェスコが1993年に興したイタリアの自転車ブランドです。自らカーボンフレーム専用工場を作るこだわりようで、デザインや造形美も高く評価されています。プロチームヘの機材供給も行い、ジルベルト・シモーニによってジロディイタリア優勝に貢献しました。

FONDRIEST公式サイト

FUJI フジ (アメリカ・日本)

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FUJI(フジ)はアメリカの自転車ブランドです。1899年に岡崎久次郎が日米商店を設立してイギリスから自転車を輸入して販売するようになり、1928年に商標を富士に改称、1970年代から海外進出して現在ではアメリカブランドとして存続しています。1930年代に発売された高級実用車「覇王号」を皮切りに、1980年にアメリカで発刊された「コンシューマー・リポート」では、ロードモデルの「S12S」が第一位に選ばれました。

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日本では、スタイリッシュなアーバンバイクとして認知されていますが、海外資本となったFUJIは競技用バイクに力を入れており、2004年にJudith ArndtがFUJI初のフルカーボンバイクでワールドチャンピオンとなりました。また、2011年にはブエルタ・ア・エスパーニャで総合優勝、2014年には2度目となるツール・ド・フランス出場を果たしています。過去にはNetApp-ENDURA(ネットエンデューラ)やブエルタ・ア・エスパーニャ2016にも出場しているスペインのカハルラル・セグロスエレヘアー(CAJA RURAL SEGUROS RGA)にもエアロロードバイクを提供しています。

シングルスピードのFEATHER(フェザー)やディスクロードのTREAD(トレッド)、クロモリロードのSINARI(シナリ)が若者に人気の他、エアロロードのSLやTRANSONIC(トランソニック)、エントリーロードのSPORTIF(スポルティフ)やROUBAIX(ルーベ)が主力でラインナップされています。

FUJI公式サイト

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