ロードバイク用サングラス15選|オシャレなおすすめアイウェア【保存版】
ロードバイクのサングラスは、オークリーや100%の有名スポーツメーカーからスワンズやスミスなど、街乗り向きのオシャレなブランドのアイウェアもあります。
今回は、サイクリストにおすすめの自転車用アイウェアを人気ブランド(メーカー)別にまとめます。
人気ブランドのロードバイク用サングラスは、品質も高く所有欲も満たしてくれるので、安い中華サングラスからステップアップしたい人も必見です。
INDEX
ロードバイクサングラスの選び方:3つのポイント
まず、ロードバイクのサングラス(アイウェア)を選ぶうえで、つぎのポイントがあります。
- サングラスを使うシーン(自転車の乗り方)
- レンズ機能(カラー・調光偏光・可視光線透過率)
- デザイン(フレーム・レンズ形状)とスポーツフィッティング
サングラス選びで失敗しないために、簡単に勉強していきましょう。
1. サングラスをつけるシーン
まず伝えたいのは、「自転車専用サングラス」というのはとても少なく、専用品でなくともロードバイクで十分使える、という事実です。
もちろんツールドフランスのプロが使う、ロードレーサーに最適化された専用品は、空力や流行りのデザインなど機能性は高いです。
ただ、街乗りサイクリストには街馴染みしにくいサングラスをつけても使いづらいだけです。
意外と、自分の自転車の乗り方やスタイルを無視してサングラスを選んでしまう人が多いため、柔軟にメーカー選びをしてみると選択肢が増えて幸せになれます。
2. レンズ機能(カラー・調光偏光・透過率)
ロードバイク用のサングラスに、求められるのは最低でも次の機能です。
- 風を巻き込まない
- 汗で曇りづらい
- 路面状況がはっきりわかる
- 太陽の眩しさを軽減
この中でも2~4は、レンズのカラーや機能に頼ることが多く、人気メーカーのサングラスと安物サングラスの違いがはっきりでる部分です。
レンズカラーの選び方
レンズの色によって、天候や暗さに対応できるシーンが異なってきます。
- 日中や曇りのみ:ブラウン、ピンク
- 薄暗い夕方:グリーン、グレー、イエロー
- 夜間:クリアレンズ
グリーン系かグレー系ならオールランドに対応できそうですが、ここはメーカーによって多少異なります。
ただし、ナイトライドをする人だけは、別でもう一本クリアレンズのサングラスをもつことをおすすめします。
調光レンズとは?
調光レンズとは、紫外線量(UV)に応じてレンズの明るさが自動的に調節される「全天候対応レンズ」のことで、ロードバイクのサングラス選びにも重要な軸になります。
上の写真のように、明るいときはレンズカラーが濃くなり、日陰うや曇りなど薄暗いときはレンズカラーが薄くなる、というのが調光レンズです。
偏光レンズとは?
偏光レンズとは、太陽の乱反射によるギラツキを抑える特殊なレンズです。偏光レンズであれば、照り返しをおさえ、凹凸など路面状況がクッキリと把握できるようになります。
ミラーレンズ
ミラーレンズは、鏡のように反射させ、紫外線や眩しさから目を守ってくれるレンズです。光を吸収して和らげる上記のレンズとは違い、ミラーレンズは反射効果が高いので、自分の目が透けて見えず、ファッションでも多く使われています。
プロロードレーサーやあのイチローもよくつけていますが、相手に自分の表情を読ませない、というプロの心理戦でも役立つというメリットがミラーレンズにはあります。
デメリットは、可視光線透過率が低くなり視界が暗くなるのと、顔側から入った光が反射して裏写りしやすい、という点があります。
3. スポーツデザイン(フレームとレンズ形状)
レンズが2枚ある通常の「デュアルレンズ」のほかに、レンズが一枚の「シールドレンズ」がロードバイクのサングラスで今人気が高いです。
100%のサングラスで人気がついた「シールドレンズ」は、サイズが大きくファッション性に優れ、広い視野をカバーできる点がメリットです。
スポーツフレーム3種類
フルフレーム | ハーフフレーム | フレームレス |
ロードバイクに限らず、ランニングなどスポーツやアウトドアのフレームには大きく分けて「フルフレーム」「ハーフフレーム」「フレームレス」3タイプがあります。
重量など若干の違いはありますが、デザインや好みで選んで大丈夫です。
度付きのものは少ないので、コンタクトなどで対応が必要かもしれません。
カジュアルフレーム3種類
ウェリントン | クラブマスター | アビエーター |
自転車ファッションをオシャレにしたいサイクリストは、街馴染みする形のカジュアルなスポーツサングラスを一本もっておくと便利です。
「ウェリントン」「クラブマスター」「アビエーター」などは、日本人の顔にもフィットしやすく人気があります。
アジアンフィット
スポーツサングラスの人気メーカーには海外ブランドも多く、アジアンフィット(ジャパンフィット)とグローバルフィット(USフィット)の2種類がある場合があります。
アジアンフィット | フレーム幅:広い ノーズパット:大きい フレームカーブ:ゆるい |
---|---|
グローバルフィット | フレーム幅:狭い ノーズパット:小さい フレームカーブ:きつい |
アジア人と欧米人では骨格が微妙に違うので、サングラスがずり落ちたりこめかみに食い込まないよう、日本向けに最適化されていることがほとんどです。
ただ、ノーズパットが変えられるモデルは調整がきくので、そこまで神経質にならなくても大丈夫かと思います。
以上を踏まえたうえで、ロードバイク用のサングラスの人気メーカーをみていきましょう。
Oakley - オークリー サングラス|アメリカ
オークリー (Oakley)は、1975年にモトクロスバイクのアクセサリメーカーとしてスタートしたアメリカのサングラスメーカーです。
プロ野球からロードレーサーまであらゆるスポーツ選手がオークリーを愛用する理由は、技術と品質の圧倒的な高さにあります。
「あらゆる状況で眼を守る」「芸術的なデザイン」をテーマに、これまで600近い特許を取得し、ANSI(アメリカのアイウェア工業規格)でも8部門すべての耐久テストを唯一クリアしたのがオークリーです。
あらゆる状況で路面をはっきりみせるロードバイク専用の「プリズムレンズ」、UVを100%カットするクリアレンズなど、機能×デザインでアイウェアのトップメーカーとなっているのがオークリーなのです。
Radar EV Path - レーダーEVパス
オークリーの「レーダーEV」は、軽量のオーマターフレーム(O Matter)に、風の巻き込みや汗熱の曇りに強いパフォーマンスシールド、プリズムレンズの鮮やかな視野が特徴のロードバイクにおすすめなサングラスです。
Jawbreaker - ジョーブレイカー
シールドレンズを世に知らしめたオークリーのアイコン的サングラスが「ジョーブレ」こと「ジョウブレイカー」。プロロードレーサーからロードバイク乗りまで愛用者が多いのが特徴。
Holbrook - オークリー ホルブルック
ウェリントンフレームのカジュアルなデザインですが、プリズムレンズや度付きのイリジウムレンズ(偏光レンズ)などにも対応し、ロードバイクのサングラスとしても機能的なおしゃれにきまります。
他にも、超軽量の新作「EVZero Blades」、ハーフリムの「Flight Jacket(フライトジャケット)」、ゴーグル並みの「Surtro」がラインナップします。
Sponsored link100% - ワンハンドレッド サングラス|アメリカ
100%(ワンハンドレッド)は、2012年に設立したアメリカのサングラスメーカーですが、その歴史は1980年代にモトクロスバイクのパーツやアパレルをスポンサードしていたところまで遡ります。
100%のブランド名の由来は「どのくらいの努力をしているか?」の問いに「100%で答える」ということから。知る人ぞ知るオシャレブランドでしたが、2018年にはロードバイク世界王者ペーター・サガンやシクロクロスの王者マシュー・ファン・デルポールが着用して、一気に人気に火がつきました。
Speedcraft - スピードクラフト
100%の代表的なモデルが「SPEEDCRAFT」です。円筒形レンズが顔を全体を覆うくらいの優れたフィット性とキャッチなーデザインが特徴。
サングラスと顔の間に空気の通り道ができる設計になっており、汗による曇りや熱のこもりを逃してくれます。
他にも、フレームレスの最軽量サングラス「Hypercraft(ハイパークラフト)」、下部が丸みを帯びた「S2」とハイブリッド型の「S3」、Hypercraftのウルトラカーボンテクノロジーをライフスタイルシリーズに落とし込んだスタイリッシュアクティブサングラス「LEGERE Round(レジェラウンド)」などがおすすめです。
SWANS - スワンズ サングラス|日本
スワンズは、明治44年に大阪のメガネメーカーとして創業した山本光学株式会社の国産スポーツアイウェアブランドです。国内プロアスリートへのスポンサードも活発で、ゴルフの石川遼やプロロードレースチームの宇都宮ブリッツェンが有名です。
「ジャパンフィット」と「光学的レンズ」をテーマに、日本人の骨格データの研究、色変化の速い調光レンズ「フォトクロミック・テクノロジー」など、画期的な技術をもっているサングラスメーカーです。
SPRINGBOK - スワンズ スプリングボック
現代日本人に最もフィットしやすい、といわれる「スプリングボック」は、レンズ交換可能なデュアルレンズに、フレキシブルなノーズパット、肌触りのよい大型ラバーなど、さまざなスポーツのプロに支持されており、ロードバイクサングラスとしてもSWANSを代表するモデルです。
E-NOX 8 - イーノックス8
ランニングにもつかえる、新構造ツイストテンプルの超軽量サングラス「E-NOX 8」もおすすめです。
海外メーカーに比べて価格が安く、コスパに優れる点がスワンズのポイントですね。
Bolle - ボレー サングラス|フランス
Bolle(ボレー)は、1888年に設立された130年以上の歴史を持つフランスの名門アイウェアメーカーです。
クラシカルでシンプルなデザインのBolleは、独自製法の軽量で頑丈なフレームや曇りにくいUVレンズなど性能が高く、ツールドフランスでもAG2Rなどプロロードチームに愛用されてきました。
LIGHT SHIFTER - ライトシフター
プロサイクリストのニーズに合わせ、名作SHIFTERをセミリムレス化、ベント付きPhantomシールドレンズで広い視野を確保した、軽量快適なボレーの人気ロードバイクサングラスが「ライトシフター」です。
OGK KABUTO - オージーケーカブト サングラス|日本
オージーケーカブトは、ヘルメットメーカーから派生して1982年に創業した日本のサングラスメーカーです。
安全性能×スタイルを両立し「プロが納得できる最高の製品作り」をテーマに、SWANSと並んでOGKカブトも安くてコスパのよいロードバイクサングラスとして人気です。
アジア圏では多くのシェアをもっていて、過去には新城幸也選手にもサングラスを提供していました。
101
OGKカブトの次世代アイウェアと呼ばれる「101」は、日本人に最適化されたフィット感と高性能なレンズが交換できるロードバイクサングラスです。
プリズムの歪みを減らす可視光線率21%のミラーレンズも付属、フレームは超軽量樹脂のTR90を採用、アジャスタブルノーズパッドやオプションのクリアレンズでどんなシーンにも対応できる、自転車乗りのおすすめのサングラスです。
Tifosi - ティフォージ サングラス|アメリカ
TIFOSI Optics(ティフォージ オプティクス)は、2003年に創業したアメリカのハイコストパフォーマンスなスポーツアイウェアブランドです。素材や製法に徹底的にこだわってコストダウンしながらも高品質を実現し、アメリカの自転車サングラスシェアNo.1を誇っています。
Alliant - アライアント
ティフォージもオークリー並みに種類が多いですが、中でも「アライアント」は、穴あきレンズのハーフフレームがアイコンのロードバイクサングラスです。
軽量で丈夫なグリルアミドTR-90フレームに、アジャスタブルなイアーパッドとノーズピース、汗をかくほどグリップするハイドロフィリックラバー、全天候に対応する3枚のポリカーボネートレンズで1万円以下と、コスパ抜群の激安なサングラスです。
SMITH - スミス サングラス|アメリカ
スノボードやモトクロスマウンテンバイクなどのゴーグルメーカーだった、アメリカの大手サングラスメーカーSMITH OPTICS(スミス)のオシャレさに日本人サイクリストたちが気づいてきています。
50年の歴史をもつスミスですが、2019年に突如ロードバイク用サングラス「Wildcat」と都会的なシールドサングラス「Flywheel」を新発売しました。
Flywheel - フライウィール
「世界一曇らない」と呼び声高いスミス自慢のシールドレンズをロードバイクに最適化したサングラス「フライウィール」。「ワイルドキャット」よりもコンパクトで使いやすく、スポーツでもアウトドアでもキマる今注目のサングラスです。
ロードバイク用サングラスまとめ
サングラスはお店で試着をしても、似合っているか判断できず買い方が難しいものです。
とはいえ、自転車乗りや特にロードバイク乗りにとってサングラスは、機能性とスタイルの両方が大切なので、早めにGET or 新調することをおすすめします。
「オシャレでかっこよくて所有欲を満たしてくれる素敵なサングラス」
↑これさえ満たしていれば、似合うか似合わないか問題ではなりません。
自信をもってロードバイク用のサングラスにチャレンジしてみてください。
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