クロスバイク選びは「いかに気軽に快適に乗れるか?」がポイントですが、ルック車ではない確かな安全性と走行性も求められます。

気軽さは街に馴染むデザインや価格の安さに、快適性は自転車のスペックに現れてくるもの。

今回は、ロードバイクには気が引けるけど「もう少し遠くまで速く行ってみたい」スポーツ自転車初心者におすすめな、通勤通学に使える5万円程度のコストパフォーマンスが良い人気ブランドのおすすめクロスバイクをまとめてみます。

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GIANT ESCAPE R3 ジャイアント エスケープR3

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クロスバイクでも圧倒的なコストパフォーマンスを誇るGIANT(ジャイアント)。クロスバイクならエスケープを買っておけば間違いなしと言われるくらい人気が高く、28Cのオンロードタイヤにワイドな24段変速、重量10kg台の軽量性で実勢価格5万円以下と、初心者にも手が出しやすいモデルとなっています。

エスケープR3は旧モデルよりもタイヤの変更で少し重量がアップしていますが、為替の影響もあり5000円値下げされているのでお買い得です。

ジャイアント エスケープR3のスペック

定価
¥50,000
素材
アルミフレーム&クロモリフォーク
メインコンポ
シマノTY710 / シマノALTUS
ギア
3X8 24速
タイヤ
KENDA K-193 28C
重量
10.7kg

Bianchi CAMALEONTE 1 ビアンキ カメレオンテ 1

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実力とルックスを兼ね備えたイタリアの自転車ブランドBianchi(ビアンキ)を代表するクロスバイクがカメレオンテです。

エントリーモデルとなるカメレオンテ1は、10kg台の軽量性に3×8速シマノアルタスを前後に装備、溶接跡が目立ちにくいスムースウェルディングの綺麗な軽量アルミフレーム&アルミフォークで実勢価格6万円前後と、ジャイアントにも勝るコストパフォーマンスの高さをもつクロスバイクです。

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カメレオンテ1とカメレオンテ2の大きな違いは8速か9速かの点ですが、クロスバイクなら8速もあれば十分でしょう。カメレオンテは3、4となるにつれてディスクブレーキやカーボンパーツなどグレードがアップしていきます。

また、ROMA(ローマ)というロードバイクに近いジオメトリとギア数をもつフラットバーロードシリーズもありますが、ローマを求めるならビアンキのロードバイクを買ったほうが利に叶っていると思うので、より安価でクロスバイクらしいカメレオンテシリーズがおすすめです。

カメレオンテはとても人気のクロスバイクで、チェレステとブラックカラーが早く在庫切れになりやすいので注意です。

ビアンキ カメレオンテ1のスペック

定価
¥75,000
実勢価格
6万円前後
素材
アルミ
メインコンポ
シマノALTUS
ギア
3X8 24速
タイヤ
Vittoria ZAFFIRO 700x28C
重量
10.8kg
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FELT Verza Speed50 フェルト ベルザ スピード50

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フレームの魔術師ジム・フェルトが創ったドイツの自転車メーカーFELT(フェルト)

5万円台のクロスバイクではオフロードの走行性とオンロードの快適性が高いベルザスピード50は、ターニーとアルタスのコンポーネントに大容量のエアーで乗り心地を安定させるワイドな32cタイヤを装備して5万円台と、通勤通学に最適なスペックをもっています。

さらには、ケーブル内蔵のスタイリッシュなフレームデザイン、衝撃吸収性の高いアルミ素材を使用したベント加工のVRシートステーやロングライドでもお尻を痛めにくいゲル入りのエルゴノミックサドルなど、フェルトにしかない強みが盛りだくさんのコストパフォーマンスが良いクロスバイクといえます。

2017-felt-verza-speed50

カラーは4色。少し重量はありますがリア34Tの大型ギアと最大38cタイヤまで対応するクリアランスをもち相当な荒れ地でも走破してくれるほか、ロードバイクに近いジオメトリとダウンチューブの高剛性化により舗装路でも高速域のスピードを出しやすいメリットがあります。

FELT Verza Speed50のスペック

定価
¥55,800
実勢価格
5万円
素材
アルミフレーム&スチールフォーク
メインコンポ
シマノターニー / シマノアルタス
ギア
3X8 24速
タイヤ
Kenda Kwick Roller Sport、700 x 32c
重量
12.2kg

RALEIGH RFL Radford Limited ラレー ラッドフォード リミテッド

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クラシックなデザインが好きな人にはたまらないイギリスの老舗自転車ブランドRALEIGH(ラレー)。RFLの大きな強みはブレーキセットまでシマノアルタス系コンポーネントでまとめられている点です。

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ハンドルの高さを調整できるオリジナルステムも標準装備しており、タイヤにはシュワルベマラソン・ホイールはアラヤ独自の軽量高剛性なリムを採用。ラレー×ARAYAのコラボにより、独特のクロスバイクに仕上がっているところが他ブランドと一線を画しています。

純正のオプションでマッドガード(ドロヨケ)、フロントキャリア(前かご)、サイドスタンドも取り付けが可能です。

RALEIGH RFL Radford Limitedのスペック

定価
¥64,800
実勢価格
6万円前後
素材
アルミ
メインコンポ
シマノアルタス
ギア
3X8 24速
タイヤ
SCHWALBE 700×28C MARATHON
重量
11.4kg

MERIDA CROSSWAY メリダ クロスウェイ

MERIDA CROSSWAY breeze200 2

ハイコストパフォーマンスな自転車を作りつづける人気自転車メーカーMERIDA(メリダ)のクロスウェイコンフォートは、街乗りクロスバイクとしてはベストバイの1つになるかもしれません。理由はクロスウェイコンフォートが街乗りにかかせない快適性と驚異の安さを持ち合わせている点です。

旧モデルのクロスウェイコンフォートは、エラストマー(弾力のあるゴムに近い物質)内蔵のサスペンションシートポストにフロントフォークに油圧式サスペンションとMTB顔負けでした。今期のクロスウェイは、制動力の高いディスクブレーキやクロスバイクでは標準的な28cタイヤなど、 ジャイアントエスケープなどのロードバイク寄りクロスバイクになっています。

メリダ クロスウェイ ブリーズのスペック

実勢価格
6万円以下
メインコンポ
シマノターニーTY710 / シマノアルタスRD-M310
ギア
3X8 24速
タイヤ
KENDA K-1024 40C
重量
12.1kg

※2018年からコンフォートシリーズはなくなり、クロスウェイシリーズとして一本化されたようです。

GT TRANSEO SPORT ジーティー トランセオ

GT TRANSEO SPORT 2019

さらに面白いクロスバイクが、MTBに強みをもつアメリカの自転車ブランドGTのトランセオです。

クロスバイクとフラットバーロードが融合したグラベルロードのGTトランセオは、サスペンションフォークにメカニカルディスクブレーキを装備しながら実勢価格5万円と、メリダのクロスウェイより1万円近く安くなっています。

40cの極太タイヤを使用することによりオンロードの高速走行と砂利道などの悪路走行を両立し、アップライトなジオメトリがリラックスした姿勢のサイクリングを演出してくれます。

メリダ クロスウェイと並ぶ通勤通学におすすめな非常にコストパフォーマンスの良いクロスバイクですが、敢えて比較するなら、乗り心地がより良く悪路に強いのがGTトランセオ、オンロードで速いのがメリダクロスウェイ、と考えてみてはいかがでしょうか。

ジーティー トランセオ スポーツのスペック

実勢価格
5万円以下
素材
アルミ&サスペンションフォーク
メインコンポ
シマノターニー
ギア
3X7 21速
タイヤ
700x40c Innova LandTracker
重量
-kg
GT TRANSEO SPORT 2021年モデル(ジーティー トランセオ スポーツ クロスバイク)
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