予算10万円!街乗りロードバイク初心者におすすめな装備一覧
ロードバイクは快適で高速な移動手段として、通勤通学や"ガチ"で乗らないサイクリストからも注目され始めています。
今回は気軽に乗りたい派のロードバイク初心者におすすめしたい、予算10万円以下でロードバイクに最低限必要な装備10アイテムをご紹介します。
予算10万円!街乗りロードバイク初心者におすすめな装備一覧
※あくまで街乗りサイクリスト向けの装備ということを念頭に置いて参考にしてください。本格的なロングライド・レース・トレーニング用の装備や必要度とは異なります。
INDEX
- 1 装備1.ロードバイク 【予算5万円〜】 必要度A
- 2 装備2.フロントライト・テールライト 【予算3,000円〜】 必要度A
- 3 装備3.ヘルメットorサイクルキャップ 【予算3,000円〜】 必要度B
- 4 装備4.バックパック・リュック 【予算5,000円〜】 必要度B
- 5 装備5.フラットペダル&トゥークリップ 【予算2,000円〜】 必要度A
- 6 装備6.SPDシューズ&SPDペダル 【予算10,000円〜】 必要度C
- 7 装備7.スマホホルダー 【予算3,000円】 必要度B
- 8 装備8.自転車ロック 【予算3,000円〜】 必要度A
- 9 装備9.サイドスタンド 【予算2,000円〜】 必要度B
- 10 装備10.整備用品 【予算5,000円】 必要度A
装備1.ロードバイク 【予算5万円〜】 必要度A
ロードバイク初心者の方は、以下のリンクを参考に予算内で好きなロードバイクを選んでください。1台目のロードバイクは、スペックよりもデザイン重視で選ぶと後悔しないのが通説です。エントリーモデルの完成車なら公道走行に必須のベルや反射板も付属します。
街乗りならシングルスピードのピストバイクやホリゾンタルなクロモリロードもオシャレでかっこいいですね。
ネットで買える!初心者におすすめな10万円のロードバイクまとめ
装備2.フロントライト・テールライト 【予算3,000円〜】 必要度A
意外と軽視されがちですが、自転車のライトは前後で必ず装備してください。
フロントライトは夜の走りやすさを向上させ、テールライト(リアライト)は自分の位置を知らせる役割も果たし車から自分の身を守ってくれます。実用性の高いキャットアイのVOLTシリーズからデザイン性の高いKnog(ノグ)やLEZYNE(レザイン)のライトもおすすめです。
Sponsored link装備3.ヘルメットorサイクルキャップ 【予算3,000円〜】 必要度B
ロードバイク乗りならヘルメットは自分の命を守るマストアイテムです。しかし、乗る距離が短く「移動」が目的の街乗りサイクリストの移動距離ならかぶらなくても大丈夫な場合あります。
何より、自転車のヘルメットはロードバイク初心者にとって見た目的にも大きな心理的障壁になっているように思います。最近ではGIRO・BELL・Bernなどからお洒落なヘルメットやCARRERA(カレラ) などの折りたたみ式ヘルメットも多くでています。
どうしてもヘルメットに抵抗を感じる街乗りサイクリストは、お洒落なサイクルキャップやニット帽がおすすめです。サイクルキャップの特徴は、頭にフィットしてツバが上向きに折れ曲がり風で飛びにくいところです。
とはいえ、本来ならヘルメットは安全上かぶるべき重要な装備なので、ロードバイクに慣れてきたらすぐにヘルメットの着用を心がけてください。
装備4.バックパック・リュック 【予算5,000円〜】 必要度B
自転車最大の収納スペースは、背中で背負うバックパックになります。自転車用のサイクルリュックもありますが、街乗りサイクリストがここでお洒落しないでどこでするのか?ということで、好きなバックパックやメッセンジャーバックをチョイスしてみてください。
選ぶポイントは、突然の雨に対応できるよう止水ジッパーや撥水性があるバックパックがおすすめです。また、ラップトップ(ノートPC)や参考書など重めの道具を入れると薄いリュックでは10kmも走れば疲れてしまうので、背面パネルやストラップがありベルトなどで身体にフィットさせられるバックパックだと疲れにくいです。
装備5.フラットペダル&トゥークリップ 【予算2,000円〜】 必要度A
これがないと乗れません。踏み面が広く軽量なペダルほど漕ぎ味が軽くなります。さらに、つま先を固定するトゥークリップをつけると、普段靴でも強い固定力を得ることができます。ハーフトゥクリップなら立ちこけの心配もありません。
装備6.SPDシューズ&SPDペダル 【予算10,000円〜】 必要度C
フラットペダルでも問題ありませんが、MTB用のSPDビンディングシューズなら高い固定力でロードバイクとの一体感が高まり、巡航スピードや坂の登坂力がUPします。
SPDならクリートが小さいので普通に歩行できますし、ChromeやGIROからお洒落なSPDシューズがたくさんでています。ビンディングシューズとビンディングペダルならお洒落と走りの楽しさを手軽に倍増させられるので、初めてのグレードアップにおすすめです。
装備7.スマホホルダー 【予算3,000円】 必要度B
スマホホルダーはグーグルマップやルート確認で使うと便利です。また、STRAVAなどのサイクルコンピューターアプリを使えば、走行スピードや走行時間などのデータをリアルタイムで確認することができます。
装備8.自転車ロック 【予算3,000円〜】 必要度A
自転車ロックにはチェーンロック・ワイヤーロック・U字ロック・アラームつきロック・GPSなど様々な種類があります。残念なことにこれらのロックをもってしてもプロの窃盗団の前では無力ですが、場当たり的な盗難を防ぐ役割はしっかり果たしてくれるので、自転車のロックはケチらないほうがよいです。
自転車ロックの基本は鍵を2個以上使用した2重ロックです。加えて、場所が許せば固定物と一緒にケーブルでロックする通称「地球ロック」で盗難リスクは大きく減るでしょう。
自転車ロックを選ぶポイントは、毎日使う1個目のロックに軽くて使いやすいワイヤーロックを選ぶことです。ダイヤル式のコイルロックなら鍵を持ち歩くこともなく、サドル下に括り付けていつでも使用できます。2個目のロックは長時間駐輪する際に使う頑丈なU字ロック&ケーブルロックを選ぶと使い勝手が良いでしょう。
装備9.サイドスタンド 【予算2,000円〜】 必要度B
「ロードバイクにサイドスタンド」と聞くとナンセンスに感じてしまうかもしれませんが、実際に街乗りで使ってみるとその便利さを実感できると思います。「ちょっとそこまで」の使い方をしていると、専用の駐輪場がなかったりいい感じの壁に立てかけることができなかったりすることが多々あります。
最近はスタイリッシュでロードバイクのデザインにマッチするサイドスタンドや収納式のアップスタンドがあるので、お悩みの方は一度試してみてください。
装備10.整備用品 【予算5,000円】 必要度A
街乗りサイクリストといえどもロードバイクに乗る以上は愛車のメンテナンスが必須です。特に、定期的な空気圧管理(空気入れ)が出先でのパンクを防ぎ、こまめなチェーンへの注油がロードバイクの楽しさと快適性を引き出します。
パーツクリーナー、チェーンオイル、六角レンチなどの工具、ディスプレイスタンドの整備用品は全て揃えても安いうえにメリットが大きいです。チェーンオイルは豊富に種類がありますが、AZの500円のウェットオイルでも十分な潤滑性を発揮してくれます。工具も100均で揃いますし、パーツクリーナーは200円程度で購入可能です。
整備用品の中で一番重要な空気入れを選ぶときは、汎用性を優先して使いにくい携帯ポンプを選ぶより、空気圧計(エアケージ)がついているパワフルなフロアポンプをおすすめします。
ロードバイクのメンテナンスはとても簡単なので、是非、一式取り揃えてみてください。
その他の装備
- バックミラー(必要度B)
- ミラーがあれば常に後方確認ができるので、安全に公道を走行できるようになります。
- サングラス・アイウェア(必要度C)
- ローディーなら風よけや目の保護で必須のアイテムですが、街乗りの私服でスポーティなサングラスはちょっとキツイですし、メガネや伊達メガネで最低限のシールドはできるので専用のアイウェアはマストではありません。
- サイクルグローブ(必要度C)
- 短距離なら必要ありませんし、100均の手袋で十分代用可能です。
- ボトルケージ・ドリンクホルダー(必要度C)
- 無くてもよいですが、サイクルボトル用のケージではなく500mlペットボトル用のボトルケージがあれば、コンビニなどで手軽に水分補給ができるので便利です。
- 携帯ポンプ&パンク修理セット(必要度B)
- パンク修理キットやCO2ボンベ(携帯ポンプ)はロングライドの必需品ですが、空気圧をこまめに調整して乗り方さえ気をつければそうそうパンクはしません。都会住みはパンクしたら自転車屋に持って行けば良いですし、10km程度なら歩いて帰還できます。ただし、田舎住まいの方や長距離を乗る方は、パンク修理の方法を覚えておくと、万が一のときに対処できるのでもっておいても損はないです。
- サイクルウェア・レーサーパンツ(必要度C)
- 基本、車輪に巻き込みまれない動きやすい伸縮性のある服装なら何でもOKです。街乗りにピチピチのサイクルジャージは不要です。自転車専門のカジュアルファッションブランドもあるので参考にしてみてください。
- ケイデンスセンサー&ハートレートモニター(必要度C)
- 後々、ロードバイクにハマったときに買えばよいので、初期の時点では要らないでしょう。
街乗りロードバイク初心者におすすめな装備まとめ
以上、街乗りや通勤通学で役立つ「気軽に乗りたい派」のロードバイク初心者サイクリストにおすすめな装備を一覧でみてきました。
ロードバイクを突き詰めていけば「スピードに最適化された定番の形」に行き着きますが、今回伝えたかったことはロードバイクの楽しみ方や乗り方は人それぞれだという点です。ロードバイクだからといって、全員が空気抵抗の少ないサイクルジャージを着込み時速30km巡航する必要はないのです。
「ロードバイクはこうあるべき」という固定概念が強い世界ですが、ハマったら徐々にステップアップすれば良いだけの話で、周りを気にせず気軽にロードバイクを楽しめる人が増えればいいなと思っています。
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