こんにちは、らいおすです。

皆さん、電動キックボードに乗ったことはありますか?

今回は、便利なノーヘルOKシェア電動キックボード「LUUP(ループ)」を、乗り方から法律まで一緒にみていきましょう。

LUUP 【公式】 電動キックボードアプリを無料DL

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電動キックボード LUUPとは?

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「LUUP」は、「街じゅうを『駅前化する』」をコンセプトにした、電動マイクロモビリティのシェアリングサービスです。

街中の好きなポートで借りて、好きなポートで返すことができ、「徒歩だとちょっと遠い」ファーストワンマイル・ラストワンマイルの移動手段として、通勤や買い物の移動を、快適で楽しい体験にすることを目的としています。

電動自転車から始まったLUUPは、2019年から電動キックボードの実証実験を行っています。

Segway-Ninebot Kickscooter E22
Segway-Ninebot(セグウェイ ナインボット)

LUUPの料金

ライド料金は、初乗り10分間110円、10分以降は1分あたり16.5円となっています。

つまり、LUUPに1時間乗ると935円ということですね。

ポート外停車は禁止されており、もししてしまった場合は、回収費用が150円かかります。

LUUPの使い方

luup dendou kickbord review2

スマホから専用アプリをDLしたあといくつか手続きが必要ですが、簡単に終わりますし、アプリの使い勝手も悪くありません。

LUUPの登録方法

  • 免許証アップロード
  • 道路交通法の確認テスト【やり直し可】
  • クレカ登録

アプリのマップから近くのポートを探します

電動キックボードは、この赤いマークのポートのみに設置されています。

シェアサイクルのようにアプリ上で予約はできないようで、バッテリーが残っている車体があるポートにいきましょう。

ポートについたら車体のハンドル付近にある車体番号のQRコードを読み取ります

返却先を先に選択しますが、途中で変更も可能です。立ち寄ったさきで、アプリからロック(施錠)をすることもできます。ただし、ロックして離れている間も料金は発生しつづけます。

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LUUPの電動キックボードレビュー

それでは、早速電動キックボードに乗ってみたいと思います。

まず、LUUPに乗った感想を一言でいうと、

楽で気持ちいいけど色々難しい…

という感じなのですが、これは動画の最後に詳しくご説明します。

この電動キックボードは、蹴り出して加速しないと、アクセルを回しても電動だけでは進みません。

はじめは違和感がありましたが、安全面を考えると理にかなっています。

ハンドルの液晶ディスプレイには速度などステータスが表示されます。

音はキュイーンという感じでとても静かです。

時速15kmまででるということで、小走りくらいの感覚でしょうか。

自転車よりは遅いですが、徒歩より全然速さを感じますが、という絶妙な塩梅でした。

ヘルメットなしは気軽感があり、都会でこのスタイルが許されれるのはとても便利ですね。

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LUUPには、ナンバープレート・ミラー・ウィンカー・ライト・ホーン・スマホホルダーが標準装備され、ブレーキもディスクブレーキらしきものを採用、フロントにはサスペンション、12インチくらいのホイール、安定感もあり作りはかなりしっかりしていました。

実際、走っていてもサスが効いているのか、振動による疲れは感じませんでした。

ステップボードも大きく頑丈で、どのスタイルが正解かわかりませんが、いろんな乗り方ができそうでした。

ブレーキは手元にあるため、左足をすぐに着地できるような体勢が良いかと思います。

東京ではLUUPのポートはかなり多いですが、街ではやはり目立っており、通りすがる人の視線を感じたり、電動キックボードのことを話題にする人がいました。

LUUPの返却方法

指定したポートについたら、枠内に車体を戻し、アプリから写真を撮影して送信すると、請求される乗車料金が表示され、終了となります。

電動キックボードの法律や罰則

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電動キックボードは日本の現行法上「原動機付自転車」となります。

ヘルメット、ナンバープレート・ミラーなどの装備、運転免許の携帯が必要で、走れる道路も車道のみです。

ただし、このLUUPは「マイクロモビリティ推進協議会」という業界団体のもと、産業競争力強化法による「新事業特例制度」、つまり、安全に運用できる企業として国から特別に認められた例外であり、LUUPのようなシェアリング事業者の電動キックボードのみが、ノーヘルで乗れるという仕組みです。

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LUUPの電動キックボードも車道走行が基本ですが、サイクリングロードや自転車レーン、自転車が許可される一方通行の道路もキープレフトで走行ができるようになっています。

もちろん、LUUPにも制約はあります。トラクターなどと同じ「小型特殊自動車」という位置付けになり、ヘルメットこそいりませんが、歩道走行や二段階右折が禁止されています。自動車免許の携帯も必須です。

つまり、Luupのような「特例電動キックボード」以外の個人所有の電動キックボードや、アシストではなくペダルを回さなくても電動のみで動く電動自転車で、ナンバープレートやヘルメットなしで乗れば、原付バイク扱いとなり道路交通法違法になるということです。

 

そして、近頃は、違法な運転で事故が多発しているというニュースがあります。

これはモビリティが悪いのではなく、乗り手側の問題なのですが、日本の国民性や道路事情を考えると、電動キックボードがインフラとなるには、まだ課題が多そうです。

個人的には、最近多い中国製の電動自転車は、スピードもかなりでて、おそらく知らないで歩道を走る人も多いので、こっちのほうが怖い気がします。

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自転車との比較まとめ|電動キックボードの可能性と課題点

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電動キックボード、めちゃくちゃ楽なんですが、法律や安全面で気をつかうとうことでした。

自転車と比較してみると、時速15kmというのは、とてもちょうどよく気持ちいいのですが、電動アシスト自転車乗ってると24km以上は簡単にだせるのですが、速さでは比べ物にならないほど自転車の圧勝です。

そして、歩道が走れないのはキツいです。

仮に走れたとしても、人混みでの取り回しが心配です。LUUPは意外とデカくて重いので、感覚としてはミニベロと同じ感じくらいの取り回しです。

歩道で15kmはかなり速いですし、操作が簡単な分自転車よりも微調整ができないため、ちょっと怖いなと思いました。

ポートもまだまだ少ないので、気軽さという意味では、やはり、電動キックボードはシェアではなくて、自分で買って乗り出せるのが最適解な未来だと思いました。

そういう意味で、現状の日本の道路事情では、よほどシーンが限定されない限り、小型のミニベロや折り畳み自転車のほうが楽で安全であり、法律や環境が整備されるまで、まだまだ自転車のモビリティとしての評価は高いのかなと感じます。

とはいえ、道の広いアメリカやヨーロッパではインフラとして定着している場所も多いですし、規制規制だけではイノベーションは生まれず、面白みもない世界になってしまうのも事実です。

最終的にはキックボードから車椅子みたいなモビリティになるらしいでので、ループはとても面白い取り組みをしていて応援したくなります。

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