自転車をネット通販で買いたい...」

ロードバイクは日本の実店舗よりも、インターネット通販や海外オンラインショップのほうがハイグレード自転車を安く売っていることが多いです。

アマゾンや楽天などネットショップで買い物をするのが当たり前になった現在、ロードバイクもちょっとしたパーツから完成車まで気軽に通販で選べるようになっています。ホイールなんかはウイグルなどイギリス系海外通販サイトで購入する人がとても多いです。

「ロードバイクをプロショップや実店舗で買うときの注意点7つ」でも見たように、もちろんネット通販にもデメリットはあります。

しかし、自転車の知識がある人にとってはとても便利ですし、初心者でも知識と心構えさえもっておけば、国内販売価格よりもかなりお得に自転車を買うことができます。

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1.自転車通販のメリット

online shop roadbike

今回はインターネット通販でロードバイクなどの自転車を買う時に気をつけるポイントを考えてみます。

1-1.通販サイトの自転車は安い

自転車を通販で買う一番のメリットは価格が安いことだと思います。特に、セールの季節などは型落ちモデルが大幅に値引きされることも珍しくありません。

初期投資を抑えながら有名ブランドのロードバイクを乗り出すことができるので、予算の少ない初心者には魅力的ですね。

1-2.選択肢が広がる

インターネット通販なら、日本のみならず海外の通販ショップの在庫も探すことができます。特に、ロードバイクは欧米ブランド&中国台湾生産ブランドが多いので、メーカーにより近い海外通販サイトでは、中間マージンが省かれたかなりお得なお値段で購入できることが可能です。

在庫が無限なので、近くのショップに置いていなかった、憧れの自転車ブランドを探すことができるので、より幅広い選択肢を得ることができます。

1-3.勉強になる

ネットが普及したいま、知識やコミュニティは昔に比べて遥かに簡単に得られます。店頭販売でも自転車店によっては接客が雑で知識量が乏しい店員から買わざるを得ないことも少なくありません。

通販で自転車を買おうとすると、自己責任な分自然と自転車について調べるようになり知識が身に付くようになる人も多いようです。

1-4.コミュ障でも購入できる

自転車もポチる時代になりました。自転車専門の通販サイトならメールで質問すれば丁寧に応えてくれるので、コミュニケーションに自信がなくても気軽にロードバイクを始めることができます。

2.ネット通販で自転車を買う時の注意点

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ここからは、具体的に自転車をネットショップで買うときに気をつけるポイントを解説していきます。

2-1.詐欺サイトには気をつけろ!

ネットで自転車を買うえで、最も注意しなければいけないことが詐欺です。「英語力?海外通販で自転車やパーツを買うときの知識7つ」でも解説していますが、不自然に安すぎるサイトや日本語がナチュラルにおかしいサイトには要注意です。

最新の有名ブランドロードバイクが激安になっていると心踊りますが、新モデルは通販でもそう簡単に値引かれることはありません。本サイトでは信頼の高い安全だと思われる通販サイトに絞って紹介していますが、自己責任でしっかり見極めることが大切です。

2-2.購入はクレジットカードが必須

自転車をインターネット通販サイトで買う場合にクレジットカードは必須アイテムです。まだクレジットカードをもっていない人は、ほぼ誰でも作れてコスパの高い楽天カードがおすすめです。

年会費は永年無料。入会時期によっては5,000円〜8,000円分のポイントがタダでもらえますし、ポイント還元率や特典も他のクレジットカードより優れています。

また、信頼の高い自転車屋さんのネットショップも楽天には多数あり、ポイントをロードバイクやパーツの購入資金として使うこともできるので尚更オススメです。

→年会費永年無料の楽天カードを作る

2-3.初期メンテナンスは必須

自転車のネット通販が玄人向きと言われる由縁がここにあります。ネット通販の完成車はほぼ組み上がった状態で届けられることが多いですが、組み付けが甘かったり雑だったりすることも多々あります。

そのため自転車を通販サイトで購入する初心者は、自転車が届いたらまずメンテナンスをお願いできるプロの自転車屋に見せに行くことをオススメします。

昔は店頭で購入した自転車以外見てくれない自転車屋さんも多かったらしいですが、現在は、取り扱いブランドであれば持ち込みでも見てくれるショップがほとんどです。

2-4.送料や付属品の確認

日本の通販サイトなら送料無料も多いですが、海外通販は完成車には送料がかかるサイトがほとんどです。為替により変動しますが通常は1~2万円ほどになります。

また、付属品の確認もしておきましょう。日本の通販サイトならロック・ベル・反射剤やペダルが付属する場合もありますし、日本の代理店が入っているブランドなら日本語の説明書がついてくる場合もあります。

2-5.サイズ選びは慎重に

ロードバイクには自分の身体の大きさに合わせた適正サイズがあります。多くのメーカーは身長に応じてフレームサイズをおすすめしていますが、このサイズ選びが中々クセ者です。

理由は、手足の長さやポジショニング(レース?コンフォート?)、メーカーに応じて微妙にサイズが変わってくるからです。あるメーカーで最適なフレームサイズが465mmだったのが、別のメーカーの対応表を見ると500mmだったとか普通にあります。。

とはいえ、ロードバイクは身体の慣れも必要ですし、下記で解説する選び方を忘れなければ大きな失敗は少ないかと思います。

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3.フレームサイズの選び方

toptube roadbike

プロショップでも有料のフィッティングマシーンを使ってポジションを出す世界なので、考えすぎずポイントだけ外さないよう最適なフレームサイズを選びましょう。

3-1.トップチューブの長さは要チェック!

ロードバイクのサイズを選ぶときに一番重要な数値がトップチューブの長さです。厳密には、トップチューブの物理的な長さではなく、水平換算トップチューブ長(ホリゾンタル換算トップチューブ長)を見てください。

ロードバイクにはトップチューブが水平なホリゾンタルフレームとトップチューブが弓なりにカーブしているスローピングフレームの二種類がありますが、ほとんどのメーカーはトップチューブ長さを水平換算で出しているので、まずはトップチューブ(TOP TUBE)の長さを確認してみてください。

3-2.最適なフレームサイズ

下の表はメリダSCULTURA 5000というオールラウンダーモデルのトップチューブに対する適正身長のサイズ対応表です。

44cm (440mm)
155~165cm
47cm (470mm)
160~170cm
50cm (500mm)
165~175cm
52cm (520mm)
170~180cm
54cm (540mm)
175~185cm
56cm (560mm)
180~190cm

日本ブランドのアンカーも身長170cm=530mmぐらいを推奨しているので概ね参考になる数値だと思います。

3-3.迷ったら大きめより小さめを選ぶ?

議論の余地ありですが、多少トップチューブの短いロードバイクならステムを長くすることで数センチの調整が可能です。これが適正サイズより明らかに長いトップチューブを選んでしまった場合は、サドルで調整するしかなくなりますしサイズオーバーのロードバイクほど窮屈なものはありません。

また、小さいフレームのほうが使われる素材の量も減るので重量が軽くなります。軽くて小さければ、ヒルクライムでも有利ですし取り回しも楽になるので、大きめよりも小さめのサイズのほうが色々潰しは効くと思います。

3-4.サドルの高さ

roadbike

サドルの高さ(シートポストの突き出し)は、求めるライドポジションによって調整すべきですが、ロードバイクの世界では次の計算式で最適なサドルの高さを算出することができます。

股下の長さ × 0.875= 最適なシートチューブの長さ (BBからサドルまでの長さ)

※BB(ボトムブラケット)はクランクというペダルがついてるアームの根元付近、クランクの中心軸のことを言います。

仮に自分の股下の長さが75cmだった場合、65cm前後が最適なサドルの高さということになります。

ロードバイクを通販サイトで買う時のポイントまとめ

以上、インターネットで自転車を買うときに気をつける点を考えてきました。

ロードバイクはアクセサリーを揃えるのにもお金がかかりますが、最大のコストである自転車本体をネット通販で安く買えると、初期投資がグッと抑えられるので嬉しいですよね。

→ネットで買える!初心者におすすめな10万円のロードバイク2017まとめ

→15万円のおすすめロードバイク厳選20台 2017年保存版

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