ロードバイクの有名ブランド80社まとめの第2弾!

CANYON(キャニオン)、CANNONDALE(キャノンデール)、CENTURION(センチュリオンチネリ)、コルナゴ(COLNAGO)、CUBE BIKESなどCの人気自転車メーカー11社を紹介していきます。

※「人気ロードバイクメーカー80ブランド全まとめ」はこちら

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CANYON キャニオン (ドイツ)

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CANYON(キャニオン・バイシクルズ)は1996年にドイツで創業された自転車ブランドです。自社通販サイトでの販売のみに限定し小売店に卸さない直販方式をとることで、安くて品質の良いコストパフォーマンスの高いロードバイク供給を実現しています。特に、ENDURACE CF 7.0 2017は105のフルカーボンで7kg中盤ながら20万円以下の17万円で購入することができます※為替変動やモデルにより異なります。

UCIプロチームにもスポンサードしていて、2016年ツールやブエルタでは「モビスター」のナイロ・キンタナやバルベルデ、「カチューシャ」のクリストフやホアキン・ロドリゲスといったトップクライマーやトップスプリンターのステージ勝利に貢献していて、レースシーンでもキャニオンの実力は証明されています。

日本ではマーケティング部門のキャニオンジャパンが存在しますが、修理メンテナンス販売は行なっていません。キャニオンの自転車はキャニオンのウェブサイトでのみ購入ができ、ドイツから組み立てされた状態の自転車が国際便で届けられる仕組みですが、配送料に2万円ほどかかる、やりとりが英語である必要がある、さらに到着が大きく遅れる場合もあるので注意が必要です。

フラッグシップモデルの空力エアロロードAEROAD(エアロード)、超軽量ピュアレーサー仕様のULTIMATE(アルティメット)、コンフォートジオメトリENDURACE(エンデュレース)の3モデルを軸に展開しています。カラバリは地味ですが、無骨なドイツブランドを象徴する質実剛健さと完成車の軽量性がキャニオンの特徴でしょう。

CANYON公式サイト

CANNONDALE キャノンデール (アメリカ)

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Cannondale(キャノンデール)は1971年に創業したアメリカの自転車ブランドです。「アルミフレーム=キャノンデール」というくらいアルミが得意なメーカーで、ロングセラーの大人気モデルCAAD10やCAAD OPTIOMOなど「カーボンキラー」の異名を持つCAADシリーズ、超軽量カーボンを使用したフラッグシップのSUPERSIX EVO(スーパーシックスエヴォ)、高い走破性をもつSYNAPSE(シナプス)シリーズなど、ハイクオリティなバイクを展開するトップメーカーです。ロードバイクだけでなく、マウンテンバイクも有名でヘルメットなどのアクセサリー類も豊富にラインナップしています。

キャノンデールのブランド名の由来は、創業時のオフィスの向かい側「キャノンデール駅」があったから。キャノンデールもキャニオン同様、創業初期から卸売業者を介さない販売方法をとっています。ただし、ネット通販ではなく、高い技術を持つプロショップのみでの販売を行い、ユーザーのロイヤリティを高め続けています。

グランツールにも「キャノンデール・プロサイクリング」として参加し続けており、ツール・ド・フランスでは前にペテル・サガンがキャノンデールのロードバイクでグリーンジャージ(スプリント賞)を獲得しまくって存在感を示したことが印象深いです。

CANNONDALE公式サイト

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CARRERA カレラ (イタリア)

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CARRERA(カレラ)はイタリアのポディウム社によって製作されています。カレラは、元プロロードレーサーのダビデ・ボイファヴとルチアーノ・バラキによって1989年に創業された比較的新しいブランドです。かつて、あのマルコ・パンターニなど有名選手が愛用したことでレースシーンから成長を遂げた自転車ブランドです。

CARRERAは他社へ先駆けてカーボンをリアバックに配したアルミフレームを開発するなど、時代の先端をいくロードバイクを開発してきた歴史があります。主にフレームセットの販売が主流で、フレーム重量730gの超軽量カーボンフレームCARRERA SL730が代表的です。またカレラの完成車はサドルにサンマルコが搭載されているのが特徴的です。グランフォンド向けのカーボンロードバイクSL950/ULTEGRAとSL950/105が30万円前後、ニトロSLが20万円中盤前後に価格設定されています。イタリアの高級車を思わせる風格で、コルナゴがフェラーリなら「カレラはポルシェ」といったところでしょうか。

CARRERA公式サイト

CEEPO シーポ (日本)

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CEEPO(シーポ)は、2003年にトライアスリートの田中信行氏が興した日本の自転車ブランドです。CEEPOはトライアスロンバイクとして確固たる地位を築いており、2008年にはアイアンマン公認バイクとして契約しています。CEEPOは「妥協する事なくトライアスリートにとってベストの商品を開発、供給する。」ことを理念に掲げ、カーボン素材、フレーム形状にこだわり、新モデル開発を続けています。

トライアスロンにフォーカスして開発しているだけあって、スピード持続性や直進安定性、剛性と軽量性のバランス、エアロ効果の面で優れています。サドルとシートポストの向きでトライアスロンとロードを兼用できるCP MAMBAはフレームセット20万円弱とコストパフォーマンスの高い価格設定がされています。

CEEPO公式サイト

CENTURION センチュリオン (ドイツ)

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CENTURION(センチュリオン)は、1976年にヴォルフガング・レナーが創業したドイツの自転車ブランドです。当初はマウンテンバイクで成功したブランドですが、2000年に台湾の世界的自転車メーカーMERIDA(メリダ)と提携し、ハイドロフォーミング技術を導入したバイクで、国際的なデザイン賞を獲得しています。ヘビーユーザーのために通勤からツーリングまでこなし、比較的リーズナブルで質の高いドイツブランドの信頼感で、日本などのアジアでも人気の高い自転車ブランドです。

シマノティアグラを搭載したアルミロードHYPERDRIVE(ハイパードライブ)2000が15万円以下、シマノクラリスを搭載したエントリーロードHYPERDRIVE500が10万円以下と、ホリゾンタルしているフレームが好きな方には安くて手の出しやすいロードバイクが揃っています。また、アルテグラがインストールされたディスクロードGIGADRIVE DISC 4000(ギガドライブ ディスク)は2015年フォーカスオープンで金賞を受賞しています。

CENTURION公式サイト

CERVELO サーヴェロ (カナダ)

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サーヴェロ(Cervélo Cycles)は、1995年にカナダのトロントで創業された自転車ブランドです。サーヴェロの真骨頂は、S・Pシリーズに代表される翼断面カーボンフレームのエアロダイナミクス(空力性能)で、創業からわずか15年で多くの勝利に貢献するトップブランドに成長しました。フィル・ホワイトとジェラード・ヴルメンのが「革新的なタイムトライアルバイクを作ろう」という信念をもって始まったサーヴェロはトライアスリートから高い支持を得ています。ブランド名のサーヴェロは、イタリア語で頭脳を意味する「cervello」と、フランス語で自転車を意味する「vélo」を組み合わせた造語。

サーヴェロは、ツールドフランス2016では南アフリカのUCIワールドチームDIMENSION DATA(ディメンションデータ)に機材提供を行い、最強スプリンターの呼び声高いマーク・カヴェンディッシュのステージを優勝をサーヴェロS5は支えました。他にもカヴの相棒レンショーやノルウェーチャンピオンのボアッソンハーゲンもサーヴェロを駆っていたことで知られます。グランフォンド向けディスクロードC5、究極のエアロロードバイクS5、超軽量クラシックロードRシリーズなどを中心にラインナップされています。Sシリーズ105の完成車で50万円前後、サーヴェロは自転車界の高級車ブランドとして世界中のサイクリストの憧れになっています。

CERVELO公式サイト

CHARGE チャージバイクス (イギリス)

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CHARGE BIKES(チャージバイクス)は、ニック・ラーセンが1980年に創業したイギリスの自転車ブランドです。「シンプル&モダン」をコンセプトに、素材の美しさを生かし、機能性を重視したスタイリッシュなデザインが特徴です。単に自転車としての性能を追求するのではなく、ライダーの人生にどう関われるのかを常に考えて創業者のニックはモノ作りをしています。

軽く遠くに走れるPLUGシリーズはCHARGEロードバイクの主力で、10万円以下のアルミロード「PLUG1(プラグ1)」は初めてのロードバイクにぴったりです。42cタイヤと105のコンポを搭載したディクロードも、走れるグラベルロードバイクバイクとして人気を集めています。

CHARGE公式サイト

CHINELLI チネリ (イタリア)

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cinelli(チネリ)は1948年にチーノ・チネリがイタリアで創業した老舗自転車ブランドです。ロードバイクやピスト以外にもハンドル、ステム、ラグ等のアクセサリーでも人気があります。「ひとつひとつの製品がアイディアを持ち、かつ愉快であること」をテーマに、デザインに重きをおいた自転車作りが特徴です。

完成車ではシクロクロス向けのディスクロードZYDECO(ジデコ)が105を搭載しながら20万円以下で販売されているほか、カラフルな105搭載アルミロードバイクEXPERIENCE(エクスペリエンス)2017年モデルが17万円とリーズナブルな価格設定が魅力です。

チネリ公式サイト

CIPOLLINI チッポーニ (イタリア)

cipollini

CIPOLLINI(チッポーニ)は、伝説のロードレーサー「マリオ・チポッリーニ」の新しい自転車ブランドです。マリオ・チポッリーニはデビューした1989年にいきなりジロ・デ・イタリアでステージ優勝し、一流スプリンターの仲間入りをすると、1993年ツール・ド・フランスでも初勝利。ジロ・デ・イタリアでは通算42回で歴代最多のステージ優勝数を誇り、ツール・ド・フランスでは通算12勝、プロ通算191勝しているイタリアのスプリンターでした。

チポッリーニバイクのコンセプトは、ペダリングパワーをロスなく推進力に変えることで、フラッグシップモデルRB1はチッポリーニ自らテストライドを行いブラッシュアップしたとのこと。日本ではワイズロードが正規販売代理店になっていて、イタリアのクラフトマンシップとレーサー仕込みのカーボンロードレースバイクがチッポリーニの大きな特徴です。

CIPOLLINI公式サイト

COLNAGO コルナゴ (イタリア)

colnago

COLNAGO(コルナゴ)は、1956年元ロードレーサーのエルネスト・コルナゴがイタリアで興した世界的自転車メーカーです。1972年には、エディ・メルクスがコルナゴのバイクで49.432kmのアワーレコードを樹立し、高級レーシングバイクメーカーとしての地位を確立しています。コルナゴはロードレースの圧倒的な速さが目にとまり、1986年からはフェラーリとのコラボレーションモデルもだしています。まさに、ロードバイク界のフェラーリ的存在で、日本ではオシャレなおじさんが乗っている印象です。

コルナゴは最近、高級ロードの他にも、32Cのブロックパターンタイヤを履いたディスクロードWORLDCUP(ワールドカップ)SLが20万円程度、入門向けアルミロードMONDO SORA(モンド ソラ)も13万円と、憧れのコルナゴを体験しやすいように間口を広げています。

COLNAGO公式サイト

CORRATEC コラテック (ドイツ)

corratec

Corratec(コラテック)は1990年にコンラート・イアルバッハが設立したドイツの自転車ブランドです。コラテックの代表作マウンテンバイクSUPER BOWからわかるように、コラッテックのロードバイクは、世界的に有名なイタリア人ビルダー、マウロ・サニーノが手がけたユニークな形状のカーボンフレームが目にとまります。日本ではチームマトリックス・パワータグ・コラテックがレースで活躍しています。

CORRATEC公式サイト

CUBE キューブ (ドイツ)

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CUBE(キューブバイクス)は、1993年にMarcus Pürnerが父親の家具工場の片隅で創業したドイツの自転車メーカーです。現在では生産施設が20,000m²にまで拡大し、CUBEの自転車は世界32カ国以上に輸出されています。CUBEの自転車は全て、ドイツのウォルダーショフにあるCUBEイノベーションセンターで自社技術者が設計し、開発とテストはウォルダーショフの工場やバイエルンアルプス、その周辺地域で行っています。CANYON同様、フレームなどはアジア生産、品質検査・塗装・組み立てはドイツ工場です。

日本ではインターネットによる海外通販でのみ購入ができるようです。レース向けのLITENING C:68 SLT、エンデュレース向けのAGREE C:62 PRO、コンフォート仕様のATTAIN GTCなど軽量カーボンバイクからリーズナブルなアルミバイクまで揃っています。

CUBE BIKESはベルギーのUCIプロコンチネンタルチーム「ワンティ・グループゴベール WANTY - GROUPE GOBERT」に機材提供を行なっています。

CUBE公式サイト

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