コストパフォーマンスの高いロードバイクを出しているFELT(フェルト)。FやZなどたくさんのモデルがありますが、2017年からモデルチェンジ・統廃合されたシリーズもあるので詳しくみていきたいと思います。
※各社おすすめエントリーロードバイクは「10万円以下のコスパが高いおすすめロードバイク厳選15台 [2016年-2017年保存版]」を参照ください。
FシリーズとZシリーズはモデルチェンジ
フェルトのロードバイクは、2017年モデルから、Fシリーズが「軽量オールラウンダー向けレーシングモデルのFRシリーズ」へ、Zシリーズが「エンデュランス志向・ロングライド向けのVRシリーズ」へと名称を改めて進化しました。
- Fシリーズ→FRシリーズ(レース向けの設計)
- Zシリーズ → VRシリーズ(ツーリング向けの設計)
ただ、人気モデルなのかF95、F85、F75の3種類は、低価格帯のエントリーシリーズとして初心者向けにライナップされています。
ということで、フェルトのロードバイクを買ううえで検討されるであろう、F、FR、VR、ARの4シリーズのコンセプトを解説していきます。(FR60Wなど末尾にWがつくシリーズは女性向けモデルです)
1.ロングセラーの人気モデルFシリーズ
フェルト曰く「ニュートラルロード」という位置づけのFシリーズ。フェルトのロードバイクの中でも圧倒的な人気と高いコストパフォーマンスを誇る、入門用ロードバイクとしての地位を築いています。
ジオメトリーがレーシーすぎないニュートラルなポジションをとることができ、ツーリングや通勤での使用を想定されています。とはいえ、市民レースくらいだったら全く問題ないスペックを持っていて、同価格帯の他ブランドの入門用エントリーロードよりもスペックが高いです。
2.ピュアレーサーモデルFRシリーズ
Fシリーズから正当進化を遂げた、フェルトが「完全無欠のオールラウンドピュアレーサー」として、山岳ヒルクライムからダウンヒル、パヴェからスプリントまですべてのシーンに対応するレーシングモデルがFRシリーズです。
タイヤクリアランスは28Cまで拡大され、ライダーの好みや使用シーンによって幅広くカスタマイズできます。
ハンドリングの切れ、縦方向の柔軟性を大幅に向上させ、重量に対する剛性の高さも大きな特徴です。
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