ドイツの自転車メーカーCanyon(キャニオン)のENDURACE AL 5.0は、初心者にも扱いやすいジオメトリとグレードの高いパーツがアッセンブルされた、驚異的にコストパフォーマンスが高いアルミロードです。

メリダやジャイアントに引けをとらないキャニオンですが、その特徴と注意点をみていきます。

「10万円以下のコスパが高いおすすめロードバイクまとめ」も参照ください。

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ENDURACE AL 5.0 2017の特徴

tiagra

ENDURACEはピュアレーサー向けのエアロロードやアルティメットと異なり、腰・背中・肩の疲労を軽減する「スポーツジオメトリー」がとられた乗り心地重視のロードバイクです。

2017年モデルのENDURACE AL 5.0は、円高の影響でさらに安くなりとうとう定価10万円を切りました。

さらに、重量が10kgどころか9kgも割った8.7kgという完成車重量。恐らく、同価格帯では最軽量ではないでしょうか?

そして、コンポーネントもクラリス・ソラの次にグレードが高いティアグラ(Tiagra)を搭載。ブレーキセットやクランクまでもがディアグラ。

カラーはメテオラグレイとディープブラックの2色。フレームもレーディスサイズがあり、体型にあった自転車を選ぶことができます。

キャニオンバイク購入の注意点

canyon

なぜキャニオンのロードバイクが高いコストパフォーマンスを実現できるかのかというと、キャニオンは代理店を通さずにドイツ本社から直接ユーザーに届けるダイレクトセールス形式をとっているからです。

安く高品質なロードバイクを買えるのはユーザーにとって良いことばかりかと思いますがデメリットもあります。

1.キャニオンは日本に代理店がない

キャニオンは日本に販売代理店がないため、日本人によるアフターフォローが望めません。初期不良や修理調整が必要な場合は、ドイツ本国のキャニオンと英語で直接やりとりしなければなりません。

Canyon Japanという組織もありますが、こちらは日本でのマーケティングのみを行なう会社なので、万が一不備があった場合は、ドイツへ自転車を送ったりなんだりとする必要があります。

2.関税と空輸代がかかり納期も遅い

定価が10万円でも送料や関税で本体価格+2~3万円ほどかかってきます。現在は発送が大幅に遅れているらしく、Wiggleのようなスピーディーな到着は望めないので、すぐに乗りたいという方には向いていません。

ロードバイク自体の品質は高く値段も安いので初心者におすすめしたいところですが、「自転車を自分で調整ができる、又は近くにCanyonバイクをいじれるスキルの高い自転車屋がある」という方でないと何かあったときに苦労するかもしれません。

ロードバイクを扱う自転車屋でも、特定のコンポや自転車は触れないというところや、やってみるものの雑な調整しかできない、といった自転車屋は多くあります。

CANYON ENDURACE AL 5.0 2017年モデルのスペック

endurace-al-5-02

定価
99,000円(+関税・国際便送料・梱包代)
素材
アルミフレーム&カーボンフォーク
コンポ
ディアグラ(Tiagra)
ギア
2×10速
重量
8.7kg

メリットとデメリットを理解したうえで、自分にあったロードバイク探しができるといいですね。

出典:Canyon

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