
ロードバイクにおすすめなサイクルボトル13選|保冷ボトルや選び方を徹底解説
ロードバイクやクロスバイクのサイクリングでは、サイクルボトルでの水分補給が必須です。
暑い日のロングライドで喉が渇いたとき、片手で冷たいドリンクが飲めると幸せなんです。
ペットボトルの人は、キャップを落としたり、バックから取り出す面倒くささもなくなります。
今回は、キャメルバック、エリート、サーモスなど、おすすめサイクルボトルや海外の人気ブランド、特徴や選び方のポイントをまとめます。
INDEX
- 1 なぜサイクルボトルが必要なのか?
- 2 サイクルボトルの8つの選び方と特徴
- 3 ロードバイクにおすすめなサイクルボトル15ブランド
- 3.1 CAMELBAK PODIUM CHILL - キャメルバック ポディウムチル
- 3.2 Elite NANOFLY - エリート ナノフライ サーモボトル
- 3.3 THERMOS - サーモス 真空断熱ストローボトル
- 3.4 UNICO - ユニコ ステンレスサイクルミニボトル
- 3.5 fabric - ファブリック ケージレスウォーターボトル
- 3.6 POLAR BOTTLE - ポラーボトル
- 3.7 Zefal - ゼファール 小さめボトル
- 3.8 KOALA BOTTLE K3 - コアラボトル マグネットボトル
- 3.9 FIDLOCK TWIST bottle 590 - フィドロック ツイストボトル590
- 4 まとめ:保冷ボトルとサイクルボトルの2本持ちがおすすめ
なぜサイクルボトルが必要なのか?
ロードバイクに限らず、自転車に乗っていると汗をかき脱水症状や熱中症を起こすことがあります。
特に、自販機やコンビニがないロングライドやヒルクライム、レース中などは、すぐに水分を補給できない場合があるため、常に自転車とドリンクを一体化させ、走りながら片手ですぐに飲めるサイクルボトルが使われます。
ツールドフランスなどサイクルロードレースをみていてもわかる通り、サイクルボトルだけをチームメンバーに配る役割があるほど、水分補給はロードバイクにとって重要なのです。

ちなみに、日本スポーツ協会おすすめのドリンクは、0.1~0.2%の食塩(ナトリウム40~80mg/100ml )と4~8%の糖質を含んだ飲料、となっています。
ポカリが嫌な人は、サドルバックに忍ばせた「塩タブレット」や「サプリメント」と一緒に飲むのがおすすめです。
サイクルボトルの8つの選び方と特徴
ロードバイクやクロスバイクのほかにも、e-Bikeやミニベロなど、さまざまなシーンで自転車ボトルの選び方について考えてみます。
サイクルボトルのおすすめの選び方は次の通りです。
おすすめポイント
- 飲みやすさ(勢い)
- 飲み口(ストロー/バルブ)
- 片手で開閉できる(走行中飲める)
- 保冷&保温機能(ステンレス・魔法瓶)
- 重量(ドリンクいれると重くなる)
- 容量(短いのもある)
- デザイン(おしゃれさやボトルケージとの相性)
- 洗いやすさ(清潔に保つ)
片手の飲みやすさは飲み口(バルブ)が重要
通常の水筒にはコップや蓋がついていますが、サイクルボトルには片手で飲めるよう飲み口に工夫がしてあります。
その飲み口には、大きく次の5つがあります。
- 飲み口を引っ張って吸って飲む伝統的な「プル式」
- 握力で押し出し吸わずに飲める「ジェットバルブ式」
- 漏れにくく両方の機能を持つ「ウォーターゲート式」
- チューチュー「ストロー式」
- 水筒のような「直飲みタイプ」
ロードバイクのサイクルボトルにおすすめなのは、洗いやすさの衛生面や片手の飲みやすさを考える、ジェットバルブ式かウォーターゲート式だと思います。
保冷保温と重量
ステンレス素材や魔法瓶など、ガチ水筒レベルの保冷機能のあるサイクルボトルも、夏や冬におすすめです。
実際、保冷機能を謳ってるサイクルボトルでも、ポリエチレン素材など軽量のものは、夏に1時間も走っていれば温くなってしまうものも多いです。
ただ、通常のサイクルボトルより重量があります。また、飲み口がバルブタイプでない「ストローや直飲みタイプ」は、注意しながら飲まないといけません。
ボトルケージ(ドリンクホルダー)との互換性
ロードバイクではバックパックにドリンクを入れることができません。そのため、ほとんどのロードバイクやクロスバイクのフレームには、ボトルケージというサイクルボトル専用のドリンクホルダーを、六角ネジでつける穴が2箇所にあります。
ロードバイクでも自転車によっては、ボトルケージをつけられない機種もあるので、サドルやシートポストに変則的につけたり、ボトルケージの穴自体がない自転車は、ペットボトルと互換性のある汎用的なドリンクホルダーをハンドルやステムにつけることになります。
なので、ロードバイクでサイクルボトルを買う際は、ボトルケージと一緒に購入することをおすすめします。
容量やデザイン
サイクルボトル独自の形状から、フレームと干渉して入りにくい場合もあるのでサイズにも注意です。フレームやボトルケージとの見た目のバランスも大切です。
また、普段使いする人は、オフィスや学校で使えるおしゃれなデザインや機能性もポイントです。
大は小を兼ねるので、ロードバイクなら容量は大きなボトルがおすすめです。600mlくらいがちょうどよいでしょうか。
ロードバイクにおすすめなサイクルボトル15ブランド
まずは、ロードバイクやクロスバイクなど、スポーツ自転車におすすめなサイクルをブランドごとにみていきます。
CAMELBAK PODIUM CHILL - キャメルバック ポディウムチル
CAMELBAK(キャメルバック)は、1988年に創業した歴史あるアメリカのボトルブランドです。創業者のマイケル・エイドソンは、100km以上のロングライドでも、ボトルを落とさず、ハンドルを離さないで安全にレースを楽しみたいとキャメルバックを立ち上げました。
キャルバックは、サイクルボトルのほかにも、MTBやトレラン用のハイドレーションバッグパックで人気です。
キャメルバックのおすすめは、インサレーション機能により通常のボトルの2倍の保冷性をもつ「ポディウム チル(PODIUM CHILL)」か、エアロジェルテクノロジーの保冷保温機能で4倍の保冷力をもつ「ポディウム アイス(PODIUM ice)」です。
また、キャメルバックの「ジェットバルブ」は、軽い力で簡単に飲めるので本当に楽です。
ドリンクも漏れにくく、吸いのみもできて、キャップも取り外して洗えるので、ロードバイク乗りならとりあえずこれ買っておけば間違いないってくらいおすすめです。
- ボトル:CAMELBAK ポディウム チル 21OZ
- 容量:620ml
- 重量:99 g
- 高さ:23.8 cm
- バルブ:ジェットバルブ
- 保冷保温:△(ポリエチレン)
- ボトルケージ:◯
- ボトル:CAMELBAK ポディウム アイス 21oz
- 容量:620ml
- 重量:154 g
- 高さ:26.3 cm
- バルブ:ジェットバルブ
- 保冷保温:◯(ポリエチレン)
- ボトルケージ:◯
Elite NANOFLY - エリート ナノフライ サーモボトル
イタリアのElite(エリート)も、キャメルバックと並び人気のサイクルボトルメーカーです。
エリートのおすすめは、2.5時間の保冷をもつ旧作「ICE FLY(アイスフライ)」から、断熱性能が進化した4時間保冷の最新ボトル「NANOFLY (ナノフライ サーマルボトル)」です。
「ナノフライ」は、世界最軽量の固体断熱材「Nanogel(ナノゲル)」の二重構造になっているほか、
- 人間工学に基づいた形状
- 最小限の力で飲める高流量プッシュプルノズル
- 無臭で耐久性にすぐれた素材
- 片手で開閉できる飲み口を汚れから保護するキャップ
と、こちらもおすすめできる自転車ボトルです。
- ボトル:Elite NANOFLY
- 容量:500ml
- 重量:- g
- 高さ:- cm
- バルブ:プッシュプルノズル
- 保冷保温:◯
- ボトルケージ:◯
また、304ステンレス素材の真空二重構造で12時間の保冷保温が可能な「DEBOYO(デボヨ サーモボトル)」もおすすめです。
- ボトル:Elite DEBOYO
- 容量:500ml
- 重量:420 g
- 高さ:28 cm
- バルブ:-
- 保冷保温:◎
- ボトルケージ:◯
ちなみに、安くてかっこいいプル型のボトルなら、プロロードレーサーも使うエリートの名作「FLY(フライボトル)」があります。
モビスターやイオネスなどUCIチームエディションもでていますよ!
THERMOS - サーモス 真空断熱ストローボトル
サーモス(THERMOS)は、1909年に創業した100年以上の歴史をもつドイツの真空ボトルブランドです。
サーモスは、世界初の「真空断熱魔法瓶」を開発したメーカーでもあり、サーモスのサイクルボトルは「真夏でも10℃以下を6時間キープ」するという誠実な表記で、保冷力・保温力は自転車ボトル界最強といっても良いでしょう。
飲み口は、ストロー&バルブによる流量調整ができ、他のボトルのように顔をあげることなく飲めるメリットで、ロードバイク初心者にもおすすめです。
ボタンとストローの反発力でワンタッチオープンができ、走りながらのドリンキングも可能です。
ステンレスの保冷ボトルながら、ボトルゲージにも装着できるため、真夏のサイクリング中でも長時間キンキンに冷やせる、という自転車乗りの夢を叶えたおすすめの保冷サイクルボトルです。
- ボトル:THERMOS FFQ-600
- 容量:600ml
- 重量:360 g
- 高さ:23 cm
- バルブ:ストロー
- 保冷保温:◎
- ボトルケージ:◯
UNICO - ユニコ ステンレスサイクルミニボトル
こちらもろー乗りに評価の高いユニコの水筒。最大の特徴は、真空二重構造魔法瓶ながらミニサイズで自転車のボトルケージにぴったり収まるところ。
メーカーは開発段階でたくさんのボトルケージを調査し、くびれの位置や長さを入念にデザインしたそうです。
保冷機能は、外気温20度で保温10時間&保冷18時間という驚異的なスペック。
片手で素早く開閉可能な飲み口で氷も入れやすく、魔法瓶タイプで280gとステンレススチールにしては軽量なので、自転車通勤の人や街乗りサイクリストにもおすすめです。
- ボトル:ユニコ ミニボトル
- 容量:370ml
- 重量:280 g
- 高さ:19.6 cm
- バルブ:-
- 保冷保温:◎
- ボトルケージ:◯
fabric - ファブリック ケージレスウォーターボトル
fabric(ファブリック)の「CAGELESS BOTTLE」は、なんとボトルケージ不要で重量3gという世界最軽量のサイクルボトルです。
フレームに直接マウントされたスタッズに、ボトルに空いた穴を差し込む特許デザインで、ケージレス・ウォーター・ボトルが可能になり、高速流量バルブでシリアスレーサーの使用できます。
とにかくスタイリッシュにしたい高級ロードバイクにぴったりですね。
- ボトル:fabric CAGELESS BOTTLE
- 容量:600ml
- 重量:3 g
- 高さ:20.3 cm
- バルブ:-
- 保冷保温:×
- ボトルケージ:◯
POLAR BOTTLE - ポラーボトル
アメリカのボトルブランドである「ポラーボトル」は、断熱効果の高い2層構造のポリエチレンシートとエアーで挟み込んだ、気温32度で2時間以上の保冷効果を謳うサイクルボトルです。
冷凍や食洗機洗いが可能で、飲み口も広くお手入れが楽なのが特徴。
握りやすく、カラフルで可愛いクマのキャラが描かれていてデザインが良いのも嬉しいですね。
- ボトル:ポーラーボトル
- 容量:680ml
- 重量:150 g
- 高さ:25 cm
- バルブ:プル
- 保冷保温:△
- ボトルケージ:◯
Zefal - ゼファール 小さめボトル
Zefal(ゼファール)は、1880年に創立(前身のプトレ=モラン社)した、フランスのサイクルパーツメーカーです。
ゼファールは、ロードバイクタイヤに使われるフレンチバルブ(仏式バルブ)を開発したメーカーとしても知られています。
コンパクトな350mlの短いサイクルボトル「リトルZボトル」や500円ほどの安さの「センスM」など、意外にもリーズナブルなのがポイントで、ゼファールはボトルケージも安く種類が多くおすすめです。
KOALA BOTTLE K3 - コアラボトル マグネットボトル
「KOALA BOTTLE(コアラボトル)」は、ボトルケージに強力な磁石を、ボトル首部分に鉄製リングを埋め込むことで、超簡単に着脱できるマグネティック・サイクルボトル・システムが特徴です。
ボトル本体は、あのスペシャライズドの「Purist Hydroflo WaterGate Bottle」を採用。
360度全方位からボトル着脱ができるため、目線を下げる必要がなく、高速巡航時も安全にハイドレーションが行なえるうえ、マグネット同士がはまった時の「パチッ!」というクリック音も心地よく感じる、変わったサイクルボトルです。
- ボトル:KOALA BOTTLE K3
- 容量:650ml
- 重量:- g
- 高さ:- cm
- バルブ:ウォーターゲート
- 保冷保温:×
- ボトルケージ:◯
FIDLOCK TWIST bottle 590 - フィドロック ツイストボトル590
ドイツのサイクルアクセサリブランド「FIDLOCK(フィドロック)」のサイクルボトル「ツイストボトル」は、マグネットによるダブルロッキングで、ひねるだけで着脱ができる画期的な構造が特徴です。
有害物質を含まないつくりで臭いもなく、安心して使えるロードバイクボトルです。
- ボトル:FIDLOCK TWIST bottle 590 + BIKE BASE
- 容量:590ml
- 重量:- g
- 高さ:21 cm
- バルブ:プル
- 保冷保温:×
- ボトルケージ:◯
ほかにも、ステレンスの保冷機能やおしゃれな日常使いできるデザインのボトルをだしているメーカーもあります。
- YETI - イエティ
- アメリカのおしゃれな真空保冷ボトル
- Carrock - カロック
- ボトルゲージにつき、24時間保冷されるおしゃれ保冷ボトル
- 象印マホービン
- エアーベント構造飲みやすさ、日本が誇る保冷ボトルブランド
まとめ:保冷ボトルとサイクルボトルの2本持ちがおすすめ
レーシングなロードバイク乗りならキャメルバックやエリートのサイクルボトル2本で、日々のライドは事足りるでしょう。
また、「真夏にいつでも冷えたポカリ」という最高の贅沢をしたいのであれば、サーモスの保冷ボトルを1本もっておくと、ロングライドやサイクリングの幸福度が高まります。
2本あれば、水とスポドリを分けていれられるのもいいですよね。
自転車に乗るときは、かならずサイクルボトルをもっていきましょう!

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