ロードバイク用ヘルメットおすすめ10選と選び方|軽量×おしゃれ
ロードバイク用ヘルメットには、アジアンフィットに強いLAZER(レーザー)や価格の安いOGKカブト、GIROやKASKといった世界的に有名な人気ヘルメットメーカーまであります。
今回は、キノコに見えないオシャレなヘルメットから、レースや通勤まで使えるおすすめロードバイクヘルメットをメーカー別にまとめます。
*詳しいヘルメットの選び方はページ下部をご覧ください。
INDEX
LAZER - レイザー ヘルメット|ベルギー
LAZER(レイザー)は、1919年に創業したベルギーの老舗ヘルメットブランドです。オートバイの革製品(レザー)の生産からスタートし、自転車ヘルメットも1948年からと歴史をもっています。
SunwebやLotto-JumboNL(ロットユンボ)など、ツールドフランスのUCIチームにも供給して、MTBやタイムトライアルのヘルメットが有名です。
100周年を達成したレイザーは、2016年にシマノグループ傘下となり、アジアンフィットのヘルメットも豊富です。
BLADE+ AF - ブレイドプラス アジアンフィット|ロードバイクにおすすめ
- 重量: 240g
- 安全認証:JCF公認
- 価格:1万円以下
「ブレイドプラス」は、ハイエンドモデル「Z1」の機能性を受けついだ、レイザーで一番人気の軽量ロードバイクヘルメットです。
トップにオシャレに搭載された「アドバンスドロールシス」でサイズの微調整ができるほか、22個のベンチで通気性もバッチリ、デザインもよくカラーも豊富で価格も安いので、レースから通勤サイクリストまでおすすめできるコスパ最強ヘルメットです。
LAZERのおすすめヘルメット
- Z1:こめかみ保護のT-prデザイン、レーザー最上位のレース用ヘルメット
- Genesis AF:アジアンフィット最軽量190gでアドバンスドロールシス搭載
- Bullet 2.0 AF:マグネット着脱できるレンズつきのエアロヘルメット
- Centry AF:LEDテールライト標準装備のエアロヘルメット
- COMPACT AF:5000円以下の安さでクロスバイクヘルメットにおすすめ
KASK - カスク ヘルメット|イタリア
KASK(カスク)は、2004年に創業したイタリアのヘルメットメーカーです。カスクのロードバイクヘルメットは、チームイオネスなどツールドフランスのUCIプロチームにも提供されたほか、スノーボードや乗馬のトップアスリートも使用しています。
カスクのヘルメットは、エルゴノミクスデザイン(人間工学)によって作られた被りやすさと安全性能が特徴で、ヨーロッパブランドながら日本人の頭にフィットしやすいところもおすすめポイントです。
Rapido - ラピード|クロスバイクにもおすすめ
- 重量:220g
- 安全認証:JCF公認/CE EN 1078
- 価格:1万円以下
「Rapido - ラピード」は、カスクトップクラスの軽さながら価格も安く、豊富なカラーとデザインでレースから街馴染みしやすく、ロードバイク初心者におすすめのヘルメットです。
24個のエアベントで通気性もよく、衝撃吸収機構「IN-MOULDING TECHNOLOGY」で内部シェルを保護しているため、粉砕しにくいのもポイント。
MOJITO³ - モヒート キューブ|ロードバイクにおすすめ
- 重量:230g
- 安全認証:JCF公認/CE EN 1078/WG11
- 価格:1万円中盤
カスクの「モヒート・キューブ(MOJITO3)」は、キノコ頭になりにくい現代的なデザインのおしゃれな最新ロードバイクヘルメットです。
大型化したベントホール、細かいサイズ調節ができるフィッティングシステム「Octfit」、吸汗性に優れており、肌に優しいBlue-Tech搭載の着脱可能な吸汗インナーパッドなど、高機能で軽量なヘルメットが欲しいサイクリストにおすすめです。
2020年モデルから「WG11」規格を認証し、衝突安全性が最大32%も向上しています。
カスクのおすすめヘルメット
- MOJITO X PEAK:ツバ付きのMTBヘルメット
- VALEGRO:チームスカイと開発した180gの最軽量ヘルメット
- UTOPIA:空力に優れるトライアスロン用ヘルメット
- Protone(プロトーネ):軽さ・空力・デザイン全てがベストなカスクのハイエンドモデル
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GIRO - ジロ ヘルメット|アメリカ
GIRO(ジロ)は、1985年にカリフォルニアで始まった、アメリカのオシャレな老舗ヘルメットメーカーです。
Foray - フォーレイ|ロードバイクにおすすめ
- 重量: 250g
- 安全認証:CPSC
- 価格:1万円以下
「Foray - フォーレイ」は、GIROのトップモデル「Synthe」の特徴をうけつぎ、MIPSを搭載しアジアンフィットにワイドデザインでコスパの良いヘルメットです。
21個のベンチレーション・サイズ調整機能「ROC LOC 5」・取り外し洗濯できるインナーパッドもおすすめポイント。
GIROのおすすめヘルメット
- Savant(サヴァント):より軽量なJCF公認のレース向けヘルメット
- Aether(イーサー):ジロヘルメットのハイエンドモデル
BELL - ベル ヘルメット|アメリカ
世界初のフルフェイスヘルメット開発でも有名なBELL(ベル・ヘルメッツ)は、ロイ・リクターが1954年にロサンゼルスで創業したアメリカのヘルメットブランドです。
BELL本社内にある品質管理施設「DOME」では、安全テストや風洞実験など徹底して行っています。
BELLは「PURPOSE BUILT」をテーマにしており、シーンごとに最適化されコスパが良い自転車ヘルメットであることが特徴です。
DAILY - デイリー|クロスバイクやミニベロにおすすめ
- 重量: 290g
- 安全認証:CE EN 1078
- 価格:1万円以下
ベルの「デイリー」は、雨の日通勤通学にも役立つツバ(バイザー)が印象的な、タウンユースにおすすめの軽量なおしゃれヘルメットです。
MipsとCEをクリアした安全性の高さをもっており、ロードバイクのみならずクロスバイクやミニベロにもおすすめな、カジュアルシティヘルメットとして人気です。
BELLのおすすめヘルメット
- DRAFT AF:初心者におすすめのコスパ最強ロードバイクヘルメット
- AVENUE:リーズナブルな新世代ヘルメット
- TRAVERSE AF:アジアンフィットでオールラウンドなバイザーつきヘルメット
- SUPER AIR:フレックススフェリカル搭載の最先端トレイルヘルメット
POC - ポック ヘルメット|スウェーデン
POC(ポック)は、北欧最高峰の技術が集まる街ストックホルムにて、2005年に設立されたスウェーデンの高級ヘルメットブランドです。
POCは「最新の技術で重大事故からアスリートを守る」をテーマにしており、POCのロードヘルメットには、インダストリアルデザイナー・グラフィックデザイナー・脳神経科医など、専門家の知見が注ぎ込まれているのが特徴です。
POCは、キャノンデールなどのUCIワールドチームにも採用され、プロのレースシーンでも高い人気をもっています。
Omne Air SPIN - オムネエアスピン|ロードバイクにおすすめ
- 重量: 300g
- 安全認証:JCF公認
- 価格:1万円後半
POCのミドルグレード「オムネ・エア・スピン」は、ハイエンドモデルのOctalとVentralの技術継承し、ロングライドも快適にできる贅沢なロードバイクヘルメットです。
衝撃緩和システムSPINも搭載され通勤にもおすすめで、POCらしい可愛いデザインとブランド力が所有欲を高めます。
POCのおすすめヘルメット
- Octal(オクタル):デザインの美しさと195g軽量性が魅力の万能ヘルメット
- Ventral Air SPIN:通気性とエアロが恐ろしいほど良い最上位のベストセラーモデル
- Corpora(コーポラ):半ヘルスタイルのアーバンヘルメット
- Cerebel(セレベル):ツァイスレンズを搭載した空力最強のエアロヘルメット
MET - メット|イタリア
MET(メット)は、1987年に創業したイタリアのロードバイクヘルメット専門メーカーです。
ツールにも出場するプロチームUAE Team Emiratesにもヘルメットを供給しており、過酷なレースからブラッシュアップされています。
METのヘルメットは、計算されたエアフローと高い安全性を確保しつつも、軽量性や快適さが追求されたスマートなフォルムが特徴です。
IDOLO - イドロ|ロードバイクにおすすめ
- 重量: 250g
- 安全認証:JCF公認
- 価格:1万円以下
METの「IDOLO」は、5000円台の安さながらJCF公認・4段階微調整ができるSafe-TE-Midシステム搭載・250gの軽量性と、初心者にもおすすめできるコスパ抜群のロードバイクヘルメットです。
METのおすすめヘルメット
- STRALE(ストラーレ):効率的なエアフローでロングライドにおすすめ
- VINCI Mips:1万円以下でMipsがついたコストパフォーマンスのよいロードヘルメット
- RIVALE HES(リヴァーレエイチイーエス):クラス最軽量ヘルメット
- TRENTA 3K Carbon(トレンタ):最高のエアフローとフィッティングシステムSafe-T Orbitalのフラッグシップ
OGK KABUTO - オージーケーカブト ヘルメット|日本
OGKカブトは、ロードレースからオシャレな日常使いまで、リーズナブルで安全性の高い自転車ヘルメットを揃える日本屈指のヘルメットメーカーです。
REZZA-2 - レッツァ2|ロードバイクにおすすめ
- 重量: 215g
- 安全認証:JCF公認
- 価格:1万円以下
価格の安いエントリーモデルながら、サイズ調整できる「XF-8アジャスター」や、虫の侵入防止を防ぐ「A.I.ネット」、取り外しが簡単なサンバイザーの付属や、上位モデルと同じく「シールド」が後付けできたりと、OGKカブトでは人気の本格派な軽量ロードバイクヘルメットです。
OGKのおすすめヘルメット
- IZANAGI:最高の空冷効率をもつOGKのフラッグシップモデル
- RECT:レースモデルでは一番安いコンパクトヘルメット
- FM-8:コスパの良いオフロードヘルメット
ロードバイク用ヘルメットの選び方
ロードバイクのヘルメット選びは価格だけではありません。
- 通気性
- サイズ
- 軽さ
- 安全性
- MIPS
それぞれ見ていきましょう。
通気性|蒸れにくい
ベンチレーション(ベント)とは、ヘルメットに空いている通気孔の役割をする穴のことです。ベンチレーションがあるヘルメットのメリットは次の通りです。
- 軽量化され疲れにくい
- 熱がこもりにくく涼しい
- 蒸れにくい
冬場寒さはインナーキャップやイアーウォーマーで対応可能なので、夏場やロングライド時の汗マネジメントの観点からも、特にロードバイク初心者は通気性軽量ヘルメットを選ぶことをおすすめします。
サイズとフィット感|アジアンフィット
ネット通販でヘルメットを買う際は、メジャーで自分の頭の周囲を測ってサイズを選択してください。
後頭部のダイヤルやベルトでサイズを微調整できるモデルもおすすめです。
海外ブランドのヘルメットは、日本人なアジア人の頭の形に最適化されたアジアンフィット(AF/ジャパンフィット)モデルがおすすめです。
重量|軽量ヘルメットは200g程度
自転車ヘルメットの素材は、発泡スチロール・樹脂・ポリカーボネイトなどでできています。
100g台の超軽量ヘルメットもありますが、ロングライドでも首が疲れにくくパフォーマンスしやすい200g台のヘルメットがバランスがよくおすすめです。
ヘルメットのメンテナンス性|インナーパッド
ヘルメットは汗で汚れるものです。取り外しできるインナーパッドがついてるヘルメットは、定期的に洗濯できるので衛生的です。
ヘルメットの安全性|JCFマークとは?
一定の安全性能をクリアしたロードバイクのヘルメットには、認証マークやシールが貼られています。
様々な基準がありますが、大きな公式レースにでるなら日本自転車競技連盟(JCF)が定める「JCF公認マーク」、ライドイベントや街乗りなど通常使用なら「CEマーク」・「CPSCマーク」・「SGマーク」のどれかがついたヘルメットを選ぶことをおすすめします。
JCF公認マーク | 日本自転車競技連盟が主催する競技大会で使えるヘルメット ※SG/CE/CPSCマークが必要 |
---|---|
CEマーク* | EUの安全基準を満たしたヘルメット *European Conformity |
CPSCマーク* | アメリカの安全基準を満たしたヘルメット *米国消費者製品安全委員会/Consumer Product Safety Commission |
SGマーク* | 一定の安全基準を満たしたヘルメット *一般財団法人製品安全協会/Safety Goods |
*欧州のCE規格では、より安全性の高い「EN1078」や、CEN(欧州標準化 頭部保護専門委員会)が定める回転衝撃の新規格「WG11(CEN TC 158)」があります。
耐久性能やヘルメットの寿命|MIPS
MIPSとは、多方向衝撃保護システム(Multidirectional Impact Protection System)の略で、落車時の回転性の衝撃に強いことを示しています。
MIPSの表示があれば、壊れにくく安全性がとても高いヘルメット、となりミドルグレードからハイエンドモデルに積まれていることが多いです。
ロードバイク用ヘルメットまとめ
ほかにもこれだけのヘルメットブランドがあります。
- SMITH OPTICS(スミス)
- Sweet Protection
- BBB(ビービービー)
- ABUS(アブス)
- rinproject(リンプロジェクト)
- SELEV(セレーブ)
- UVEX
- DOTOUT(ドットアウト)
自転車ヘルメットの着用は、道路交通法で義務づけされていませんが、事故や転倒時に命を守る必須アイテムです。
なにより、ヘルメット被っていたほうがカッコいいですし、より速く走れるようになります。
頭がコンクリの路面に叩きつけられる衝撃は想像以上です。
きのこ頭や人目が気にならないオシャレなデザインのものも多くでています。
街乗りで使うなら黒やグレーなど髪色に近いカラーで、きのこ頭に見えにくい流線型デザインのヘルメットがオシャレにみえておすすめです。
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