鬱病には自転車を?ロードバイクがうつに効く10の理由

うつ(鬱病)、自殺願望、孤独といった悩みと自転車の関係を考えると興味深い発見があります。今回は、心の健康や精神安定にロードバイクが役立つ可能性について考察してみます。

何やら重そうなテーマですが、単純に「自転車は健康にいいからみんなで乗ろうぜ!」という結論に至るだけなので、気になった方はあまり真剣に考えすぎずに読んでみてください。

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うつと自転車

うつと自転車の関係について調べてみると、うつをきっかけに自転車を始めた人のブログをたくさん見つけることができます。うつに限ったことではないですが、極端に気持ちが落ち込んだり精神的に不安定になると次のようなケースに陥る場合があります。

  • 外にでたくなくなる
  • 仕事にいけなくなる
  • 家計が苦しくなる
  • 人に会いたくなくなる
  • 周りの目が気になる
  • 無趣味無気力になる
  • 運動不足になる
  • 生活リズムが不規則になる
  • 生きる意味や目標を見失う
  • 自殺したい気持ちになる(希死念慮)

ロードバイク(自転車)の運動や習慣が、これらの症状を軽減してくれる例を考えてみます。

1.うつに効く有酸素運動の絶大なメリットが得られる

ロードバイクがうつ治療や健康に役立つ主な根拠として、小さな負荷で長時間できる有酸素運動にあります。20分以上継続した有酸素運動で得られる主なメリットは次の通りです。

  • 体脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)を減らせる
  • 血行がよくなり、肌も綺麗になるなどアンチエイジング効果
  • 心肺機能と筋肉が強化される
  • 有酸素運動後の睡眠促進効果
  • 血中脂肪が減少、動脈硬化や心筋梗塞を防ぐ
  • 血糖値が下がるので、糖尿病の予防にもなる
  • 自律神経が整えられる
  • ストレス解消の効果がある

もはや「抗うつ剤いらないんじゃない?」ってくらい身体的な健康メリットがあります。後述のポイントと重複する部分もありますが、ロードバイクによる有酸素運動は、上記の基本的なメリットをベースに、運動が目的にならない「習慣や趣味」として成立するところが大きな特徴なのです。

2.ロードバイクなら満員電車や満員バスから解放される

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うつになると神経が過敏になり、電車やバスに乗ることが苦痛になってきます。でももしロードバイクを持っていたら満員電車の通勤通学から解放されるかもしれません。

ロードバイクは長い時間、長い距離を快適に走るために最適化されたスポーツ自転車です。ロードバイク初心者でも10km程度なら毎日難なく乗り続けることができますし、慣れればもっと長い距離を楽しむことだってできます。

また、朝は空気が澄んでいてライドが気持ちがよく、駅に急ぐ人達を横目にトレーニング気分で優雅に出発できます。特に都内なら電車より自転車で最短距離を行ったほうが全然速いことも多々あります。

例え毎日ではなくても、「今日は自転車でいこうかな〜」と週に2、3日満員電車以外の通勤通学方法が選択肢に入るだけで、気持ちにも大分余裕がでてくるはずです。

もしかしたら、「ロードバイクで通える範囲」で仕事や学校を探すことだってできるかもしれません。

3.うつの特効薬、天然精神安定剤「セロトニン」を分泌できる

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セロトニンとは通称「幸せホルモン」といわれる脳内物質で、「うつ治療といったらセロトニン」というくらい注目される物質です。セロトニンは、太陽光が目の網膜に入るとセロトニン神経が活性化し分泌されます。

セロトニンには、交感神経と副交感神経の切り替わりをスムーズにして自律神経のバランスを整えてくれる効果があるほか、気分や感情のコントロールにも役立ちます。ある実験では、健常者の脳内セロトニン量をわざと不足させると、先の予測を立てられなくなる症状が表れることがわかっています。

ピカっと晴れた天気の良い自転車日和にロードバイクを乗ると、必然的に日光を浴びることになり、同時にセロトニンが脳内で分泌されてうつによる気分障害を大きく緩和できる可能性があります。

4.うつで弱った判断力と自立心を高めてくれる

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ロードバイクに乗っているとき頼れるのは自分だけです。ひとたびロードバイクで出かけたら「自力でたどり着く」ことを必然的に意識するようになります。

  • ここまで何時間かかるだろうか?
  • どのルートが一番安全だろうか?
  • 雨が降りそうか今日の天気予報を確認しよう
  • パンクしたときの備えは…

自力でたどり着くために様々な状況判断や情報収集をするようになり、結果的にうつで鈍った頭を蘇らせてくれます。例えなんらかのアクシデントが発生したとしても頼れるのは自分だけなので、なんとかする方法を考えて導きだします。そして、実際なんとかなります。

こういった経験こそが、うつの回復で不可欠な自立心と自分を信じる気持ちを芽生えさせてくれます。

5.ロードバイクは「生」を意識させてくれる

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ロードバイクは自動車と同じ公道を高速で走る乗り物です。と同時に、ロードバイクに乗るということは「死の危険」をより身近で感じることを意味します。

狭い一般道の道路脇を走っていても、大型バスやダンプカーが通っただけでヒヤヒヤしますし、こちらが悪くなくても轢かれそうになるシーンがたまにあります。

もし、うつ病を拗らせて自殺したいと思うようになっていたら、この刺激的な状況を体験してみると「生」のありがたさを少し実感できるかもしれません。

もちろん、乗り方やルート選び、乗る時間帯など安全な走り方をしている限り、死ぬほどの事故に遭う確率は限りなく低いのですが、それでも不注意1つで落車してケガを負ってしまうことはよくあります。

しかし、そこには風をきって走る格別の気持ちよさがあり、目まぐるしく変化する景色や状況を楽しむことが、乾いた心に「生」への活力を与えてくれます。

つまり、ロードバイクはあなたのうつで衰えた注意力を養い、生きていることを実感させてくれる乗り物なのです。

6.ジュースごときに死ぬほど感謝できる

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長時間ロードバイクに乗ると、大量のカロリーを消費し、真夏には大量の汗もかきますが、ロードバイクから降りた後に飲むジュースがとてつもなく美味しく感じます。

頑張って、漕いで漕いでたどり着いた目的地。カラッカラに乾いた喉。心地よい疲労感と達成感。

その時に飲むジュースの味は、うつで無感動になっていても生きていることを再認識できるくらい格別に美味しく感じることができるはずです。

7.自転車はあまりお金をかけずに色々楽しめる

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ここは議論の余地ありですが、基本的に初期投資さえ済めば、ほとんどお金をかけずにどこへでも行けるところが自転車の良いところです。

うつのときは休職したり学校を休んだりと経済的に苦しくなることが想像できますが、ロードバイクなら電車で数千円掛るところも、時間と体力だけかけてお金は0円で行くこともできます。

ロードバイクなら慣れれば1日100km〜200kmは無理なく走破できる距離であり、東京からだと栃木の日光や静岡の熱海といった観光地に自転車旅行だってできてしまいます。

もし時間があるなら「東京〜大阪自転車旅!」「日本列島縦断自転車旅!」など自分の限界に挑戦してみることで、うつで閉じこもっていた自分の殻を破ることができるかもしれません。

8.グレードアップの憧れからうつで沈んだ労働意欲が湧く

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逆に、ロードバイクの世界にハマると湯水のようにお金が減っていく場合もあります。100g軽い機材を買うのに10万円かけることが高くないと感じるくらい金銭感覚がおかしくなる人もいます。

これはこれで別の病気かもしれませんが、うつで無気力無関心になっているよりは「あの自転車が欲しいから〇〇万稼ぐために働くぞ!」と外的なモチベーションを得ることができるかもしれません。

うつ病の治療方法としてこのような動機付けが良いか悪いかは一旦置いて、うつで落ち込んで無職よりかは「ロードバイクをグレードアップするために社会のために貢献する!(金を稼ぐ)」としたほうがよほど健全です。

9.ロードバイクで新しい人との出会いがある

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ロードバイクに乗っていると、すれ違う見ず知らずの他人同士でも軽く会釈するという文化があります。この「仲間感」が心地よいのか、ローディー(ロードバイク乗り)は意外と気さくに話しかけてきたり話に乗ってくれる人が多いです。

もし、あなたがうつでさらにコミュ障だとしても、会釈で通じ合えるだけでほっこりした気持ちになれます。

ロードバイクを通じて話のネタもできますし、うつで部屋に引きこもってネットしかやらない生活では決して出会えないような人たちと思いも寄らない出会いがあったりするかもしれません。

10.ロードバイクは孤独の楽しみ方を教えてくれる

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ロードバイクは孤独な乗り物です。車も電車もバスも誰かしら近くに人間が座っていますが、自転車は1人だけです。ロードバイクに乗っていると寂しいと感じることがあるかもしれませんが、部屋で1人でいるのとは訳が違います。

変化する気温や太陽の向き、車の騒音や虫の鳴き声など外の世界には刺激が溢れています。

そして、研ぎすまされた感覚から気づく内なる自分の声や極限の疲労感から得られる感覚など、自分を見つめ直す時間として有効に利用できるのです。

孤独で苦しくなったらロードバイクがあなたの気分を切り替えてくれます。ロードバイクはあなたの孤独に優しく寄り添ってくれる相棒なのです。

ロードバイクとうつのまとめ

以上、ロードバイクとうつの関係について考えてきました。

現代にはモノや情報が溢れています。うつも現代特有の問題がいくつも重なって引き起こされる病です。そんな中、テレビやインターネットなど余計な情報を排除して、「今」だけに集中できるロードバイクは、うつや現代病の予防に有用な貴重な存在です。

ロードバイクは「乗るだけで格別な時間を過ごすことができる素晴らしい乗り物」だ、ということに多くの人が気づき、自転車がより身近になることを願っています。

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※本記事は「自転車と健康」をテーマに執筆されており、うつ病治療の科学的な正当性や効果を保証するものではありません。うつ病の定義や治療に対する考え方は多々ございますので、あくまで参考程度にしていただければと思います。

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