Kinesis Racelightは軽量アルミクリンチャーホイールとして人気のカンパーニョロゾンダよりも安価で軽量なコストパフォーマンスの高いアルミクリンチャーホイールセットとして密かに注目されています。
Kinesis(キネシス)ってどんなブランド?
日本でキネシスはかなりマイナーなブランドですが、1989年から続く信頼のおけるブランドです。デザインはイギリス、生産を中国(台湾)で行なうキネシスは、ロードバイク・MTB・シクロクロスのフレームやフォークを仕上げる技術に長けていて、GT・ラレー・TREK、FELT、KONAなど有名ブランドのパーツもOEMで供給しています。
ブランドの展開力はまだまだですが、メリダやジャイアントに近い立ち位置で世界の自転車を下支えする実力派ブランド、それがキネシスなんです。
Kinesis Racelight 700 キネシス レースライト
そんなキネシスが作るロードバイク用のクリンチャーホイールセット Kinesis Racelight(キネシスレースライト)は、3万円台の低価格ながら重量1,520gという興味深いスペックをもっています。
リム幅はワイドな22mmでチューブレスレディ仕様のキネシス レースライトは、23mm〜32mmの幅広いタイヤに対応。リムの高さも28mmとセミディープリムまでいかないちょうど良いエアロ感をもっています。
スポークは軽量で剛性のあるステンレス製トリプルパテッド仕様でシマノフリーハブにも対応。見た目もシマノっぽいシンプルさが乙な感じです。
DT Swiss R20やZONDA並みにコストパフォーマンスが高い
重量1520gのキネシスレースライトは、重量1533gのDT Swiss R20 Dicutや重量1596gのカンパーニョロ新ゾンダC17よりも軽く、ヒルクライムにも使えそうな軽量ホイールです。
しかも、R20 Dicutとゾンダは定価6万〜7万円に対して、キネシスレースライトは定価でも3万円台。
もちろん、ゾンダのMEGA G3スポークやDTスイスのハブの性能の高さを考慮する必要はあり、まだ日本でもレビューが少ないので比較は難しいのですが、安くて軽量なホイールの中では注目すべき存在になることは間違いありません。
海外通販ならかなり安く購入できるので、完成車のホイールをグレードアップしたい人は検討してみてはいかがでしょうか?
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